2009/08/31
小林カツ代 料理の辞典
「小林カツ代 料理の辞典-おいしい家庭料理のつくり方2448レシピ」
著者:小林カツ代 出版社:朝日出版社 価格:3,900円(税別)
掲載レシピ数:2448
中はこんな感じです。
アマゾンで大絶賛のこの本。大ベテラン、小林カツ代さんのレシピの総まとめのような本です。
「はじめに」で小林カツ代さんがこの本を作るきっかけになったのエピソードを紹介しているので引用します。
「結婚したてのある若い女性が風邪気味の夫のためにおかゆを作りたいと思ったけれど、さて作り方がわからない。親に聞いても作ったことがないという。本屋に走った。料理の本は多すぎるほどあったけど、おかゆの作り方はとうとう見つからなかった、と。焦る彼女の気持ちの切なさがよくわかる。あれを作りたい、あれが食べたい、あの料理の作り方は?といったとき、すぐにパッとわかる本はできないか、とすでに百数十冊の本を出版していてもなお私は痛切に思ったのです。」
うーーーーん。おかゆを作ったことがない親ねぇ。本屋に走る前にネットで検索すれば良かったのに・・・、と突っ込みどころはありますが、このエピソードをきっかけに3年掛けてレシピを1冊の辞書にまとめあげたそうですから頭が下がります。
私も、結婚して日本を離れたら、時差もあるし気軽に親に聞けなくなるなぁ、手元に何でも載っている本が1冊あったら心強いなぁ、という気持ちでこの本を購入しました。
本書ですばらしいのは充実した索引です。調理法別索引、素材別索引、メニュー別索引があるので、冷蔵庫にある食材でご飯を作りたいときは素材別索引を、「ハンバーグが食べたい」と思ったらメニュー別索引のハンバーグ欄を見ればバラエティ豊かなハンバーグが11種、「さっぱりと蒸したものが1品欲しい」という時は調理法別索引を見れば蒸し物がずらりと並んでいます。
それなのに・・・・私は価格分、活用できていません。なぜか?おそらく理由は2つ。
1つは辞書という点にこだわって五十音順にしてしまったこと。
例えばポテトサラダを作りたいとき。素材別索引のじゃが芋を見ると、エッグポテトサラダ、サマーポテトサラダ、ジャーマンポテトサラダ、タイ風ポテトサラダ、ダブルポテトサラダ、ポテトサラダ、ポテトサラダ・ニソワーズ風、ママのポテトサラダ・・・と「ポテトサラダ」の付く料理がこんなにたくさん。それぞれ何が違うの?と思ったらp.100, p.314, p.344, p.423, p.444・・・とあちこちのページに指を挟んで材料とレシピの読み比べ。
オムレツは「オ」に、オムレツ(ハム&マッシュルーム)、オムレツ(プレーン)、オムレツオーブン焼き、でまとまっているのかと思いきや、「オムレツ各種→メニュー別索引<オムレツ>を参照」と指示が。そしてメニュー別索引を見るとまたしても、おばあちゃんのオムレツ、かあさんオムレツ、台湾風オムレツ、ツナのオムレツ、畑のオムレツ、ふんわかオムレツなどなど多彩なオムレツが13種。これもそれぞれ「オ」、「カ」、「タ」、「ツ」。。。あちこちを読み比べるはめに。
いっそのこと編集者の独断と偏見で主材料でまとめるとか、ポテトサラダXX種、と一箇所にまとめることはできなかったんでしょうか。
もう1つは料理の名前が個性的過ぎること。
例えばサラダを作りたいとき。メニュー別索引を見ると4列に渡って各種サラダが列挙されています。これだけあれば作りたいサラダも見つかりそうですが、中にはウィリーさんのサラダ、おはしで食べるサラダ、香りのサラダ、五色サラダ、五目サラダ、三色家庭サラダ、ニッポンのサラダ、ビーワンサラダなどなど、ひと目では何を使っているのかわからない料理が・・・。
「今日はテケレツのオッパッパにしましょう、レシピあるかしら?」とか「明日はトンピーね!(「豚肉とピーマンでトンピー」だそうです。)」とこの本を活用する人が一体何人いるんでしょう。チーズオムレツを作りたい時に、「チーズオムレツはとろけるから「とろ~りチーズオムレツ」の「と」を見ればいいのね!」なんてこと、絶対ないと思うんですけど。
というわけで、うちではこの本を最初の選択肢として手にすることは稀なんですが、カツ代さんは棒棒鶏のドレッシングをどうやって作ってるんだろう?とか、とにかくこの食材を使い切りたい!、この料理って適当に作ってきたけどちゃんとした作り方を確認しておきたいな、なんて時に使っています。そういう意味ではまさしく「辞典」として機能しています。
<目次>
はじめに
この本の使い方
■ レシピ
■ 料理コラム
■ 索引
[調理法別索引] 生で食べる/あえる/揚げる/いる/炒める/漬ける/煮る/蒸す/焼く/ゆでる/オーブン・オーブントースターを使う
[素材別索引] 肉類/魚介類/海藻類/野菜・果物類/乾物・加工品/卵・乳製品/豆・豆加工品
[メニュー別索引] ご飯/もち/めん/パン・粉もの/汁もの/おかず/行事食/朝食・軽食/ソース・ドレッシング
[総索引]
キャロットライスのセルクル仕立て
この間作った鶏肉のカレーピラフがまた食べたい、と言われたんですが、まるで同じものを作っても面白くないし・・・、と作ったのがこちら。(←こういう発想をする人は段々奇妙な創作料理を作り始めるので危ないらしいですが。)
美味しいは美味しかったんですが、残念な結果でした。
キャロットライスにはニンジン2本、ベーコン、キノコ、ニンニクを入れて、タイムで風味付けして炊き上がりは大満足の味だったんですが、ニンジンが前面に出過ぎてるかも。。。と夫対策にトマトソースを加えたのが間違いの始まり。タイムはどこへ行っちゃったの?というやや単調な味に。
ベシャメルソースはローリエとナツメグを入れて煮込み、チキンブイヨンで軽く溶いて「ちょっと今日のベシャメル、それだけでも食べられそうに美味しいよ」というスバラシイ出来だったはずが。。。キャロットライスと合わせたら、あれ?なんか普通じゃない?って感じ。(トマトソースに負けたと思われ。)
。。。。
卵を載せたらまるでオムライス。。。 おばあちゃんは美味しいとたくさん食べてくれました。(たぶんベシャメルソースが好きなんだと思います。)
ごちそうスープと煮込み
「ごちそうスープと煮込み」
著者:- 出版社:主婦の友社 価格:980円(税別)
掲載レシピ数:74
中はこんな感じです。
スープ続きでもう1冊。面倒くさくないスープの本(笑)。材料がすごくシンプルなんです。ハーブもほとんどなし。煮込みにはブーケガルニを使いますが、スープにはローリエぐらいしか使っていません。そこそこ定番を押さえているし、何より手頃な大きさと価格。
Part 3で紹介されている煮込み料理はどれも美味しそうなんですが、個人的にはチキンのトマト煮に心惹かれます。昔、小説で主人公がチキンのトマト煮を作りながら彼が帰ってくるのを待つ、というシーンであまりにも美味しそうに描写されていたのを読んで以来、私にとってチキンのトマト煮は実物よりも3割り増しぐらいポイントの高いお料理です。
<目次>
Part 1 おうちで作ろう!みんなの好きな人気スープ
ミネストローネ/クラムチャウダー/トマトスープ/中華風トマトスープ/コーンクリームスープ/中華風コーンスープ/オニオングラタンスープ/ビジソワーズ/ガスパチョ/ボルシチ/トムヤムクン/レンズ豆のインド風スープ/酸辣湯/あさりと豆腐の韓国風スープ/けんちん汁/じゃがいものポタージュ/にんじんのポタージュ/グリンピースのポタージュ/ほうれん草のポタージュ/かぼちゃのポタージュ
Part 2 毎日食べたい!野菜たっぷりスープ&シチュー
さつまいもとブロッコリーの挽き肉スープ/キャベツとソーセージのレーズンスープ/緑の野菜とハムのスープ/セロリのベーコン巻きスープ/ナスとレンコンのフレッシュトマトスープ/グリンピースとはまぐりのパスタスープ/キャベツと豚肉のトマトスープ/ブロッコリーとベーコンのカレースープ/カリフラワーとミートボールのトマトクリームスープ/じゃがいもとベーコンのミルクスープ/れんこんと鶏肉の韓国風スープ/夏野菜と鶏肉のエスニックスープ/2色の豆のブラウンクリームシチュー/きのこと牛肉のブラウンシチュー/ブロッコリーと鮭のクリームシチュー/ポテトとえびのホワイトシチュー/里芋と豚肉のトマトシチュー/きのこと鶏肉のトマトシチュー/れんこんと牛肉のトマトシチュー/コロコロ野菜のパイシチュー
Part 3 簡単でおいしい!コトコト煮込みおかず
ポトフ(ポトフのポタージュ)/ラタトゥイユ(ラタトゥイユパスタ)/牛肉の赤ワイン煮/ブイヤベース(魚介のリゾット)/ビーフシチュー/ロールキャベツ(クリームスープのロールキャベツ)/チキンのトマト煮(チキンサンド)/チリビーンズ(チリビーンズグラタン)/手羽先と卵の煮込み/豚の角煮(角煮チャーハン)/野菜おでん(おでんの天ぷら)
Part 4 食べて元気!体にやさしいヘルシースープ
朝ご飯に!
さつまいものパンスープ/親子ライススープ/厚揚げとおもちのキムチ納豆スープ
風邪気味のときに
菜の花のミルクスープ/ねぎみそスープ/豆腐と豚肉のキムチスープ
二日酔いのときに
あさりと大根のしょうがスープ/鶏肉と根菜の和風汁/卵とパスタのトマトスープ
疲れているときに
豚肉とにらのにんにくスープ/ハムと白菜のミルクスープ/ソーセージとアスパラのパントマトスープ
便秘がちのときに
さつまいもとこんにゃくのみそ汁/もずくとモロヘイヤのスープ/豆とベーコンのミルクスープ
Column
スープ&煮込みのベースに使いたい! 簡単なスープの取り方
スープ&煮込みがおいしく作れる! おすすめの鍋
スープ&煮込みを香りよく!さらに楽しく!! ハーブとスパイス
スープ&煮込みの味を決める! 塩・こしょう・缶詰ソース
これだけは覚えておきたい! 野菜の切り方と調理の基本テク
A Good Day for Soup - スープに良い日
「A Good Day for Soup - スープに良い日」
著者:Jeannette Ferrary, Louise Fiszer 出版社:Chronicle Books 価格:1,748円(税別)
訳者:村上佳義 発行:フレックス・ファーム
掲載レシピ数:165(ストックはカウントしていません。)
中はこんな感じです。
アメリカのスープは作ってみたいけど、いちいち英語を読みながらなんて面倒、という方にはこの本がお勧め。レシピはちゃんと日本語で読めて、エピソードやデザインはアメリカンな雰囲気を楽しめます。
「スープの設計図」にはストック(ブイヨン)の取り方(9種類)、「スープソン」にはスープに添えるパン(コーンブレッド、スコーン、フォカッチャなど)、スープのトッピングなどが載っています。
各レシピとも、上1/3程がスープについての説明やエピソード、真ん中に載っているのが材料でその下が作り方です。
また、本書で使用されているカップは250mlのものですので計量の際はご注意ください。
<目次>
Introduction はじめに
Blueprint for Soups スープの設計図
Soups for Starters スターターとしてのスープ 22レシピ
Dinner in a Bowl ディナーになっちゃうスープ 24レシピ
Entertaining Soups お楽しみのスープ 23レシピ
Cold and Cookless Soups 冷たいスープ、鍋のいらないスープ 17レシピ
Slendersoups ほっそりするスープ 15レシピ
Recycled Soups リサイクルするスープ 10レシピ
Folksoups 民族的スープ 19レシピ
Soupsçons スープソン~ちょっとしたおまけ 35レシピ
Index さくいん
Tips for Cooking 料理をはじめる前に
The Big Book of Soups & Stews
「The Big Book of Soups & Stews」
著者:Maryana Vollstedt 出版社:Chronicle Books 価格:19.95ドル
掲載レシピ数:262
中はこんな感じです。
うちで一番活躍しているスープ&煮込みのレシピ本です。
アメリカでの食事はとにかく量が多くて大味、とあまり良いイメージがないのですが、スープだけは別。野菜たっぷりでハーブが効いていて種類も豊富。アメリカのスープのレシピ本が欲しいなぁ、と探してたどり着いたのがこの本です。(アマゾンで「The Big Book of Casseroles」と併せて購入しました。)
実物を確認しないで買うのは心配だったのですが、買って大正解。写真が一切ないのでできあがりがイメージしにくいし、写真を見てこれ美味しそうだから作ってみよう、という選び方はできないんですが、巻末に材料・アルファベット別の索引があるので家にある材料でスープを作りたい時にすごく便利です。
自分で適当に作るスープはどうも無難な味にまとまってしまうんですが、この本のレシピに従って作ったスープは大胆なハーブ使いで自分には出せない味に仕上がります。以前は薬くさい味になるのが心配でタイムやオレガノは一振り、二振りしか入れられなかったんですが、分量通りにしっかり入れると出来上がりの香りが違って癖になります。ハーブ好きには特にオススメです。
<目次>
INTRODUCTION
SPOUPS & STEWS: A PRIMER
Techniques & Helpful Hints
Basic Stocks & Broths 6レシピ
Finishing Touches: Toppings & Garnishes 4レシピ
Breads 20レシピ
MEAT SOUP & STEWS 60レシピ
POULTRY SOUPS & STEWS 41レシピ
SEAFOOD SOUPS & STEWS 30レシピ
VEGETABLE SOUPS & STEWS 34レシピ
LEGUNE SOUPS & STEWS 17レシピ
CREAM SOUPS 36レシピ
CHILLED SOUPS 14レシピ
INDEX
TABLE OF EQUIVALENTS
シンプルなお菓子
「シンプルなお菓子」
著者:藤野真紀子(ふじのまきこ) 出版社:オレンジページ 価格:1,000円(税別)
掲載レシピ数:54
中はこんな感じです。
オレンジページの本のキーワードは「お手頃」。比較的価格が安くて使いやすいものが多いです。雑誌の延長のような本は汚れを気にせずに使えるので普段の料理に活躍しそうだし。。。
この本には藤野真紀子さんが25年の試行錯誤の結果、改良を重ねてきた自慢のレシピが54点。地味な表紙でちょっと損してる感じがしますが、中の説明は分かりやすく、さすが毎月料理雑誌を出している会社の本だなぁと思います。
ちなみに作り方はシンプルですが、材料や型を用意するのは結構大変です。初心者だけどプロっぽい味のお菓子を作りたい、という方にお勧め。
たとえば本当にシンプルなレシピも存在するバナナブレッド。本書のレシピでは粉類だけでも薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、シナモンパウダー、ジンジャーパウダーを使います。
卵黄、砂糖、小麦粉、牛乳、バニラオイルがあれば取り敢えず作れるカスタードクリームも藤野さんレシピでは卵黄、グラニュー糖、コーンスターチ、薄力粉、牛乳、バニラビーンズ、ラム酒、バターを使ってよりリッチな味わいに。
材料さえ揃えればプロ仕様になるのね!と頑張れるか、こんなに用意するものがたくさんあるの?と見ただけで気が萎えるか。。。 私は比較的材料が簡単に揃うものを中心に作ってみましたが、ババロアやスイートポテトなどリピートする美味しさです。(材料も作り方もシンプルなのが一番の理由。)薄力粉の倍以上のアーモンドパウダーを使うビジーデーケーキは家族には好評でしたがちょっと濃いかな。ババロア、レアチーズケーキ、カスタードプディング、バニラスフレなど少ない材料で美味しく作れるものもあるので、コストパフォーマンスを考えればお買い得な本だと思います。
<目次>
第1章 焼きっぱなしのシンプルなお菓子
はじめに-シンプルに美しく
バナナブレッド/カリカリくるみのバナナブレッド/オレンジピール入りバナナブレッド/ビジーデーケーキ/アプリコットのビジーデーケーキ/ブルーベリーマフィン/ブラウニー/オレンジケーキ/スコーン/マドレーヌ/フィナンシェ/ピーナッツバタークッキー/ピーナッツバターチョコクッキー/オーツクッキー/ジャムサンドビスケット/三日月形のほろほろクッキー/マーブルクッキー
第2章 思い立ったらすぐできるおやつ
冷たいお菓子
いちごババロア/オレンジババロア/ティラミス/パンナコッタ/ココナッツミルクプリン/マンゴー&ココナッツミルクプリン/バニラアイスクリーム/バナナ風味のフローズン
オーブンいらずのお菓子
パンケーキ/全粒粉のパンケーキ/クレープ/ウェルシュビスケット/ケーキドーナツ/ベニェ
第3章 みんなが好きなお菓子
いちごのショートケーキ/シュークリーム/ブルーベリータルト/キャラメル風味のアップルパイ/ラズベリーのロールケーキ/バニラシフォンケーキ/モカシフォンケーキ/バナナシフォンケーキ/ガトーフロマージュ/レアチーズケーキ/カスタードプディング/パンプキンプディング/タルトタタン風ケーキ/スイートポテト/バニラスフレ
第4章 クリスマス&バレンタインデー – 特別な日のためのお菓子
For Christmas
ビュッシュ・ド・ノエル/クリスマスのフルーツケーキ/ステンドグラスクッキー
For St. Valentine’s Day
ナッツ入りチョコレートクッキー/ミニチョコパウンドケーキ/ダリオール・オ・ショコラ/チョコレートアーモンドパイ/ガトーショコラ
作り方の基本テクニック
材料のこと
おわりに
2009/08/30
今はじまる、新ケーキ伝説
「今はじまる、新ケーキ伝説」
著者:井上絵美(いのうええみ) 出版社:講談社 価格:1,700円(税別)
掲載レシピ数:52
中はこんな感じです。
量りを一切使わずにケーキを作ろうという画期的な本です。
昔から本やテレビで外国人のおば様や男性が目分量でケーキやパンを焼くのを見ては「かっこいいなー、私もあんな風にチャチャッとケーキを焼いてみたいなぁ」という憧れがあったのでこの本を見たときは迷わず購入しました。でも作ってみるまでは半信半疑。「楽にケーキが焼けたら嬉しいけど、本当に美味しくできるの?」と。
そこで、スポンジケーキ、シフォンケーキ、バターケーキと順番に焼いていきましたが、どれも合格の味。粉や砂糖をカップでガバッとすくってケーキを焼けるなんていかにも手馴れた感じで、友達が来たときにでも披露できたらちょっとかっこよくありませんか?
もうウン年以上ケーキを焼いていないのですっかり配合を忘れてしまいましたが、日本にいた頃は本当に何も見ずにケーキが焼けたんですよ。「ケーキ全配合表」として材料が一覧表になっているのでそのページをコピーして冷蔵庫にでも貼っておけば暗記の必要もありません。
なぜカップの適当計量で美味しいケーキが焼けるのか?井上絵美さんの150日に渡る開発レポートと初心者からベテランまで4人の試作レポートも収録されています。
<目次>
どうしてケーキ作りって、あんなにめんどうなのかしら。
レシピブックを片手にケーキを作るなんて、もう過去のこと。
計量に神経をピリピリさせる必要はまったくありません。
キッチンを道具で占領されるのって、たいへんでしょう。
でも・・・、ほんとにできるのかしら?答えはイエスです。
スポンジケーキ
基本のスポンジケーキ/いちごのショートケーキ/フルーツいっぱいのカスタードケーキ/バナナのティラミス/トライフル/オレンジ&チョコのスポンジケーキ/フィンガービスケット/ア・ラ・カンパーニュ
基本のホイップクリーム/基本のカスタードソース/基本のカスタードクリーム
シフォンケーキ
基本のシフォンケーキ/ラベンダーハニーのシフォンケーキ/チョコレートシフォンケーキ/メイプルシフォンケーキ/ジンジャーポピーシードシフォン/アプリコット・グランマニエのシフォン/ラズベリーシフォン/きな粉のシフォンケーキ/柚子のシフォンケーキ/黒みつのシフォンケーキ
バターケーキ
基本のバターケーキ/くるみとバニラのバターケーキ/黒ゴマのバターケーキ/黒豆のバターケーキ/マンゴーとココナッツのバターケーキ/オレンジマーマレードバターケーキ/ダークチェリーとサワークリームのバターケーキ/ラプサンスーチョンのバターケーキ
究極のふわふわケーキ
基本の究極のふわふわケーキ/マロンケーキ/フルーツいっぱいのロールケーキ/抹茶あずきのミルフィーユ仕立て
クッキー、サブレ
基本のクッキー/基本のサブレ/スパイスクッキー/ピーナツバタークッキー/マカデミアクッキー/ラムレーズンのサブレ/ピスタチオのサブレ/オレンジマーマレードサブレ/フレッシュハーブのサブレ
タルト
基本のタルト/ライムカードのタルト/アーモンドキャラメルのタルト/パパイヤとマンゴーのタルト/ベリーとチョコレートのタルト/かぼちゃのタルト/黒ごまのタルト/キッシュロレーヌ/玉ねぎのキッシュ/フルーツコブラー
少数精鋭主義 私のお気に入りの器具
[はかる] 計量カップ 計量スプーン
[ふるう] 粉ふるい
[混ぜる・泡立てる] 泡立て器 ボウル 電動泡立て器 木べら ゴムべら フードプロセッサー
粉まみれの150日 ケーキの新レシピ開発レポート
4人の試作レポート
Amy’sケーキ全配合表
しっとりシフォンケーキ
「しっとりシフォンケーキ-初めて焼いてもとびきりおいしい35レシピ」
著者:赤堀博美(あかほりひろみ) 出版社:世界文化社 価格:1,300円(税別)
掲載レシピ数:35
中はこんな感じです。
私の大好きなシフォンケーキの本を紹介します。
スペインに来てから温度調節のできない超・旧式オーブンしかない家に住んでいるのですっかりお菓子作りから遠ざかってしまいましたが、日本では割りとまめにお菓子を焼いていました。で、シフォンケーキもいろんなレシピで作ってきたのですが、このレシピが私の決定版。この本のレシピで焼いたシフォンはシュワシュワっと溶けていくような食感です。
食感(ふんわり or しっとり)は好みが分かれるところですが、市販のシフォンを食べて「パサついてるなー」と感じたことがある方は是非この本のレシピで作ってみてください。きっと納得のシフォンができますよ。
全レシピ、材料、焼き時間ともに14cm型、17cm型、20cm型に対応しています。
ちなみに20cm型のシフォンケーキに使う卵の量を手元にあるレシピ本で比べてみました。
藤野真紀子さんレシピ:卵白7個分、卵黄4個分
井上絵美さんレシピ:全卵4個
赤堀博美さんレシピ:卵白7個分、卵黄4個分
なんというか、性格の出る配合ですね(笑)。
美味しさにこだわって面倒くさい配合も厭わない藤野真紀子さん。お料理のレシピもマデラ酒少々、とか、ポルト酒少々なんていう普通の主婦の台所事情を意に介さない材料が結構多いです。(藤野真紀子さんはそういうところも含めて人気なのだと思いますが。)
そして美味しさは追求するけれど、手軽さも追及する井上絵美さん。卵黄が余るのはシフォン作りの宿命と言われる中、全卵4個で作れるシフォンレシピはお見事。この本のようなしっとりシフォンではありませんが、生地がしっかりした美味しいシフォンケーキが焼けました。頻繁に焼きたい方には重宝するレシピです。
本書には卵白だけで作るヘルシーシフォンもあります。14cm、17cm、20cm型でそれぞれ卵白3個分、5個分、9個分を使用。卵白が余った時に17cm型で焼いてみましたが、白っぽい仕上がりがいかにも体にやさしそうで赤ちゃんや子供にも安心して食べさせられそうなケーキに焼きあがりました。
<目次>
“しっとり感”にこだわって
失敗しないために まず初めに道具の確認!
おいしいシフォンのために しっかりと材料選び
しっとりシフォンの基本レシピ
紅茶シフォンで徹底レッスン
大好きなフレーバーがいっぱい しっとりシフォンバリエーション
オレンジシフォン(ブラッドオレンジジュースでオレンジシフォン)/オレンジマーマレードシフォン/チョコレートシフォン/バナナシフォン/シナシフォン/カリフォルニアシフォン/エスプレッソシフォン/チーズ&ハーブシフォン/ピーナッツバターシフォン/ブルーベリーマーブルシフォン/ごまのマーブルシフォン/ココナッツパインシフォン/ヘルシーシフォン
もっと広げたいバリエーション オリジナルレシピの法則
お好みのピュレやペーストをフレーバー素材にして
アーモンドシフォン/パンプキンシフォン/よもぎシフォン/ピーチシフォン/白あんシフォン/アップルシフォン/クリームチーズシフォン
ジュースやお茶など液体のフレーバー素材を利用して
ベジタブルシフォン/ぶどうシフォン/ライムシフォン/カルピスシフォン/スパイスティーシフォン/グレープフルーツシフォン/ざくろシフォン
人気のお菓子もしっとりシフォン生地で
いちごショートシフォン/バナナチョコレートシフォン/モンブラン風シフォン/抹茶シフォン/白味噌と黒糖のシフォン/桜シフォン
注目のしっとりシフォンの作り手を訪問
卵シフォン
シフォンケーキの科学
素朴な疑問を解決
卵黄生地作りのQ&A/メレンゲ作りのQ&A/失敗の理由を知って、次の成功につなげましょう!
コラム
シフォンケーキはアメリカ生まれの庶民のお菓子
つぶつぶフレーバーを上手に生地に浮かせるには
シフォンケーキは焼き上がりの翌日が食べごろ!
シフォンケーキの上手な保存法は?
2009/08/27
週末の、しあわせごはん
「週末の、しあわせごはん-家族と、友だちと囲みたい」
著者:藤野真紀子 出版社:学習研究社 価格:1,500円(税別)
掲載レシピ数:47
中はこんな感じです。
こちらが「まず、ひと皿でごはん」の姉妹本です。(既に絶版のようなので簡単に。)
炊き込みご飯やチーズを使った料理、大皿料理など結構使えます。粉物好きな方にはフードプロセッサーを使ったパイ生地、フォカッチャ生地が参考になりそうです。
<目次>
色つきのご飯が出ると幸せな気分になるのは、小さい頃からです。
干し貝柱の炊き込みご飯/鮭の混ぜご飯/ユーミーファン レタス包み/五目中華おこわ/チキンスープ/麦とろ さいころステーキ添え/トルコご飯/鶏と卵のそぼろご飯
豆、ひじき、おから、それから火を通した野菜・・・体にいいものはできるだけ多く摂るようにしています。
白インゲン豆の修道院サラダ/チリ・コン・カーン/レンズ豆と野菜のスープ煮/ひじきとカッテージチーズのサラダ/おからとキャベツのソテー/焼きピーマンの煮浸し/白菜と油揚げの煮浸し/かぼちゃと昆布の薄炊き/かぼちゃのローズマリー風ロースト/れんこんのカポナータ/ごぼうのトマトソース/さやいんげんのバタースープ煮/
ギョウザからパイまで粉で作ったごちそうは、何でも好き。最近はAsian風な粉ものをおしゃれに楽しんでいます。
サモサのイタリア風/パイヤッソンのちじみ/水ギョウザ/焼きギョウザ/チョコレートギョウザ/ラビオリ風ワンタンスープ/ピサラディエール/ミートパイ/ソーセージをのせたシンプルパイ/ポットパイ
チーズも小さい頃から大好きですが最近はシンプルに食べるのが気に入っています。
ブロッコリー入りのチーズ・マカロニ/コンキリエのクリームソース/じゃがいもの北欧風グラタン/具入りドフィノワ/じゃがいもとセロリのシンプルスープ煮 ロックフォール風味/ナンと3種類のチーズのシンプルピッツァ風/チキンと野菜のリゾット
たくさんの人が集まるときのテーブルにはドーンと大きいごちそうを用意します。
たっぷりにんじん入りのチキンカレー/鶏もも肉のビール煮/鶏のイタリア風マリネロースト/なすのイタリア風フライ/オニオンリング/牛すね肉の赤ワイン煮込み/オマールえびのスパイスソテー/スペアリブ ピーナッツバター風味/ピッツァ・ア・ラ・メゾン/パエリア/シシリー風焼きパスタ チキンクリーム添え
まず、一皿でごはん
「まず、ひと皿でごはん-おいしいごはんは、小さなしあわせ」
著者:藤野真紀子 出版社:学研 価格:1,500円(税別)
掲載レシピ数:77
中はこんな感じです。
私は料理より先にお菓子作りから始めたので、藤野真紀子さんはずっとお菓子が専門だと思っていました。その後、「ごはんにしましょ。」、「ずっとうちの味」と、お料理の本を見かけるようになったものの、藤野真紀子さんのレシピは面倒くさいイメージが付きまとって買ったことはありませんでした。
「これなら作れそう!」と初めて買ったのがこの「まず、一皿でごはん」と、姉妹本「週末の、しあわせごはん」です。手始めに「白いビーフストロガノフ」を作ってあまりにも美味しかったので、私、意外と料理に向いてるかも?と錯覚したほど(苦笑)。
今ではすっかり目が肥えて感動もなくレシピを見ることが多くなってしまいましたが、あの頃は縁のなかった調味料がパラパラ出てくるこの本はちょっとした憧れでした。こういう食べ方は初めて、というレシピが結構あったので、新婚さんで味付けがいつも同じになっちゃう、というような方にお勧めです。
<目次>
白いご飯にあう一皿のごちそう レシピ48
ハンバーグ かぼちゃのボイルとスナックえんどうのソテー添え/和風ハンバーグ きのこと玉ねぎのソテーと大根おろし添え/チーズ・ハンバーグ ブロッコリーのチーズソース添え/煮込みハンバーグ なすの素揚げと菜の花のソテー添え/野菜入りミートローフ/コンビーフとしめじのキーマ・カレー風/チキンとカリフラワーのザブジ風カレー/白いビーフストロガノフ/ロールキャベツ/ミートボールとキャベツとじゃがいもの煮込み/肉だんごとキャベツの中華風煮物/牛肉の柳川風/おかずオムレツ じゃがいもとしめじのソテー添え/卵のオランダ巻き 焼きしいたけ添え/肉じゃが/ぶりのジンジャーバター焼き 細切り野菜と白ゴマのソテー添え/豚のしょうが焼き もやしとズッキーニのソテーとトマトのチーズ焼き添え/鶏の照り焼きどんぶり
○私がソテーに使っているフライパン
サケのソテー ほうれん草のソテーとコンキリエのクリームソース添え/きんめだいのガーリックソテー 野菜のプロヴァンス風ソテー添え/白身魚のピッツァ風 トマトとオレンジのマリネ添え
○野菜について
わかさぎのフライ/あなごのイタリア風から揚げ/あじのフライ/いわしのペルシャード オーブン焼き/魚の唐揚げ たっぷり野菜あん/さばの南蛮漬け スターアニス風味/鶏の唐揚げ ねぎソース添え/鶏のガーリック竜田揚げ/鶏手羽先の素揚げ/鶏のたまご天ぷら
ニューヨーク仕込み ボリューム・サラダと食べるスープ レシピ17
鶏ささみ入りのサラダ ごまみそソース/豚肉のみそ炒めと焼きナスのサラダ/牛肉のオイスターソース炒めとチンゲン菜の温サラダ風/ニューヨーク風コブサラダ/牛肉のたたき入りタイ風サラダ/まぐろのステーキのニューヨーク風サラダ
○わたしの好きな5つのドレッシング&ソース
つぶしポテトのサラダ/チキンと豆のニューヨーク風スープ/けんちんうどん
○おいしいだし汁の取り方も覚えておきましょう。
コリアンみそスープ/鶏手羽先と白菜のトロトロスープ/鶏肉のインドネシア風ココナッツミルクスープ/ミネストローネ/懐かしのミルクスープ3種
一皿で満足できるパスタ、焼きそば、チャーハン レシピ12
ボンゴレ・ロッソ/トマトソースの作り方/スパゲッティの茹で方/スパゲッティ・マッシュルームソース/きのこの和風スパゲッティ/ブロッコリーとキャベツのペペロンチーノ/上海焼きそば/トロトロ白菜あんかけ焼きそば/チャーシューとレタスのチャーハン/かにのあんかけチャーハン
2009/08/26
はじめてのインド料理
「はじめてのインド料理」
著者:ミラ・メータ 出版社:文化出版局 価格:1,480円(税別)
掲載レシピ数:52
カレー 15品目
野菜炒め 11品目
米料理・パン 9品目
サラダ 8品目
飲み物・デザート 9品目
中はこんな感じです。
スパイス好きには嬉しい家庭で作れるインド料理の本です。基本のスパイスだけ揃えれば、割りと気軽に作れるので買ってすぐにあれこれ作りました。どれも母と私には大ウケでしたが、スパイス類全般が苦手な父はほとんど拒否。唯一家族全員が美味しく食べられたのはナッツピラフです。(ナッツピラフにはサフラン、シナモンスティック、ベイリーフ、カルダモンを使いますが、パウダー類が入らないのでスパイスの味が濃く出ない(=食べやすい)のだと思います。)
インドでは素材の新鮮さにこだわるので基本的に短時間でささっと料理して食べてしまうそうです。この本で紹介されているレシピも30分以内で作れるものがほとんど。
基本のスパイスは、ベイリーフ、黒胡椒(粒)、カルダモン、サフラン、シナモンスティック、クミンシード、赤唐辛子、コリアンダーパウダー、ターメリック、クミンパウダー、レッドチリパウダー、黒胡椒(粉)、ガラムマサラの13種類ですが、この中でもよく使われているのはターメリック、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、レッドチリパウダーの4種類。炒め物にはこの4種類+クミンシード、デザートにはカルダモンが多く使われていますので取り敢えずこれだけ揃えればかなりのレシピを作れますよ。
巻末の「メニュー作り」ではミラ・メータさんがよく作るメニュー例が9つ紹介されています。
<目次>
本格インド料理のための基本のスパイス13種
インドの食事のスタイル
カレー Curries
マイルドチキンカレー/骨つきチキンカレー/ヨーグルトチキンカレー/ひき肉とグリーンピースのカレー/ミートボールカレー/ビーフカレー/ラムカレー/えびカレー/フィシュカレー/シーフードカレー/野菜カレー/ほうれん草とチキンのカレー/かぼちゃのカレー/ムング豆のカレー/赤いんげん豆のカレー
野菜炒め Vegetables
じゃがいもとグリーンピースの炒め物/いんげんとじゃがいものココナッツ味/オクラの炒め物/ミックス野菜炒め/なすとピーマンの炒め物/もやしときのこの炒め物/カリフラワーとじゃがいもの炒め物/大根と大根葉の炒め物/かぶとグリーンピースの炒め物/小松菜と鶏肉の炒め物/ほうれん草とじゃがいもの炒め物
米料理・パン Rice & Breads
ナッツピラフ/スパイスライス/サフランライス/野菜ピラフ/スパイス風味のおかゆ/ムング豆のおかゆ/チャパティ/プリ/サモサ
サラダ Salads
トマトと玉ねぎのカチュンバル/大根のカチュンバル/コーンライタ/ミックスライタ/きゅうりライタ/ビーンズサラダ/グリーンチャツネ/トマトチャツネ
飲み物・デザート Drinks & Desserts
ラッシ/カルダモンティー/シナモンティー/アイスミントティー/フルーツヨーグルト/シュリカンド/キール/タピオカキール/にんじんのデザート
もっと知りたいインド料理
食習慣/食材/食器/キッチン道具/スパイスを使った家庭療法/メニュー作り
リリオスのオーブン焼き
正体不明のお魚、リリオス(Lirios)。Lirioというのはスペイン語でアヤメ、アイリスのことなんですが、辞書にお魚の名前は載っていません。おばあちゃんは「バカラオ(タラ)よ。」と言うんですが、タラ?タラって画像検索するともっとごっつい魚が出てくるんですけど。
Lirioで検索したらbacaladilla, perlitaと同じレシピでいけるらしい。。。
Bacaladilla ・・・ (小型の)タラの一種。
Perlita ・・・ フォノライト、パーライト。 って、石?
やっぱりタラなのか。
スーパーで3人分欲しいんだけど、と言ったら9匹も包んでくれました。さすが肉食なスペイン人。途方に暮れたあげく「所詮白身魚じゃないか」とオーブン焼きにしたのが上の写真です。調理中、全く触れていないのに身が裂けてしまいました。なんてモロイお魚。。。 ちなみに上からソースとパン粉を掛ける前の状態が下の写真。
Lirios、Receta(レシピ)で画像検索したところ、腹開きにしてフライにすることが多いよう。やはり長時間の熱には耐えられないお魚なんですね。
いい女がつくるパパッとかっこいい料理
「いい女がつくるパパッとかっこいい料理」
著者:井上絵美(いのうええみ) 出版社:講談社 価格:1,700円(税別)
掲載レシピ数:46(Chapter 1)+43(Chapter 3)
(Chapter 1に関しては、どこまでをレシピとカウントするか微妙なので参考まで。)
中はこんな感じです。
題名に多少抵抗を感じますが(笑)、アイデア集+レシピ集といった感じの本です。普段のお料理をいかにオシャレにセッティングするか、という点でとても参考になります。
ただ「これが出てきたらオシャレというよりちょっと微妙かな」というレシピ(?)もいくつか。キリで作る冷ややっこ風はチーズに鰹節、長ネギ、芽ネギを散らして醤油をたらしただけだし、レタスの丸ごとサラダは小ぶりのレタス1/4にドレッシングを掛けただけ。カマンベールと長ネギの速攻グラタンもほぼ名前の通り。
私の場合、井上絵美さんのレシピは「美味しい!」と思わず声に出しそうな、即・リピート決定のレシピと、「どこで何を間違ったんだろう???」と考え込んでしまうレシピ(実際どこかで何かを間違っているのかもしれませんが、一度失敗したものってあまり再挑戦する気になれないですよね。)が混在しているイメージです。
この本はパパっと作れるものばかりではないんですが、来客の時に組み合わせて使えそうなレシピが結構あります。テーブルセッティングにも触れられているので、「初めてのおもてなし」なんて時にお勧めです。
<目次>
Chapter 1 「パパッとかっこよく」のためのおいしい9つの提案
1. Salad
パリパリ感いっぱいの野菜/トロンと乳化したドレッシング/私が使っている基本のドレッシング材料/サラダはお皿に
2. Dressing
いんげんとマッシュルームとアンディーブのサラダ/帆立貝のムニエルと玉ねぎのコンフィ/丸ごとトマトのサラダ/豚しゃぶ冷ややっこ/牛タンのソテーラビゴットソース/かつおのたたき和風ラビゴットソース
3. Pasta
フレッシュトマトと大葉のパスタ/いわしとルッコラのパスタ/まぐろの冷たいパスタ穂じそ風味/うにと芽ねぎの冷たいパスタ
4. Sauce
ワンタッチグラタンを可能にするエスカルゴバター/いわしのオーブン焼きミルフィーユ仕立て/鶏肉としいたけのグラタン/ジェノバソースはパスタ専用とは限らない/お気に入りのスープに/おいしいライスサラダ
5. Cheese
カマンベールと長ネギの速攻グラタン/アスパラと卵のオーブン焼き/キリで作る冷ややっこ風/明太子マスカルポーネの野菜ディップ/サラダシェーブル/チェダーチーズのスープ/春のチーズフォンデュ/ロックフォールのチーズフラン
6. Egg
温泉卵のコンソメジュレ/焼きアスパラガスの温泉卵添え/ニース風サラダ/カレーライスに温泉卵
7. Eggplant
蒸しナスのゴルゴンゾーラソース/冷たい蒸しナスのタイ風マリネ/蒸しナスの土佐酢ゼリー
8. Stock of Foods
レバーペーストサンド/レバーペーストのパスタ/モロッコ鶏/イギリススタイルのタプナードソース/鶏のタプナードとペンネゴルゴンゾーラ/梅しゃぶ春巻き/梅とのりとレタスのサラダ/梅入り冷たい茶碗蒸し/クレープカラメル/カラメルのマーブルアイス
9. Dessert
キャンディで作るアイスクリーム/ミントティーのグラニテ/ブルーベリーといちごのオレンジジュースマリネ/パイナップルのバルサミコソース/白玉はちみつ/くずきりとコーヒーアイリッシュクリーム
Chapter 2 フルコースだって楽々なエミーズ流テーブルセッティング
Chapter 3 エミーズ人気のスタイリッシュレシピ集43
ポトフ(2日目の白菜サラダ/2日目の落とし卵のスープ)/ウクライナ風ボルシチ/シュークルート/ゆずこしょうのラムチョップ/豚肉のピカタ トマトソース/牛肉のピクルス巻きマスタード風味/ブロッコリーのオリキエッテ/チーズスフレ カレーシュリンプソース/赤ピーマンピラフ/ローストチキンとグレイビーソース/オイスタースタッフィング/アッシ・パルマンティエ/いろいろきのこの紙包み焼き/すずきのパピヨット/かじきのカツレツ ケーパーサルビアソース/ウインナーシュニッツェル/キャベツ入り特製メンチカツ/エミーズ風シュリンプ&チップス/わかさぎのフリットと野菜のギリシャ風ピクルス/カリッとえびトースト/帆立貝のラビオリ パセリソース
おもてなしサラダ
おいしいレタスの丸ごとサラダ/フンギとルッコラのサラダ/かにとアボカドのサラダ/ひらめとブロッコリーのカルパッチョ/たこのゆずこしょうドレッシング/にんじんのエイジアンサラダ/ギリシャ風いわしのハーブサラダ
スープのある幸せ
赤ピーマンのポタージュ/カリフラワーとビーツの冷たいスープ/にんにくのスープ/ポタージュサンジェルマン/あんちょびと玉ねぎのフォカッチャ
やっぱりご飯
焼きおにぎり2種/ひつまぶし/ジャスミンティーの冷や茶漬け/そら豆のリゾット セモリナフリット添え
デザートちょっと上級編
パペ/ザバイオーネとビスコッティ/きな粉のダコワーズ黒みつ風味/紅茶のポ・ド・クレーム/淡雪卵のアーモンドカラメル風味/サワークリームケーキ
私の好きなお茶の話です
この本で使った調味料について
進化してきたエミーズ、そして今
Index
2009/08/25
そして、料理に恋をする。
「そして、料理に恋をする―あなたも、きっと好きになる、117皿の素敵なレシピ」
著者:井上絵美(いのうええみ) 出版社:講談社 価格:1,553円(税別)
掲載レシピ数:117
中はこんな感じです。
井上絵美さんは和食や中華も好きだとご本人が仰っていますが、基本的に欧米のちょっとオシャレな料理を気軽に家庭で作れる、というレシピが多いです。(アジアの料理もあるにはありますが数は少なめ。)この本もアメリカ、フランス、イタリア、スペイン、タイ等、いろいろな国のお料理が少しずつ載っています。
各レシピには井上絵美さんの海外でのエピソード、また「料理研究家、井上絵美、誕生物語」とでも言いましょうか、若かりし頃の井上絵美さんがフランスへ料理修業に行くまでや、帰国後料理教室を開くきっかけなどが写真入りで紹介されているので、井上絵美さんファンには読み物としても興味深いですよ。
オリーブ、アンチョビ、ハーブ、にんにくなどを使ったメリハリのある料理が多いので、地中海料理が好きな人にはウケる味だと思います。ちなみに私は井上絵美さんのレシピをきっかけにアンチョビを料理に使うようになりました。
また、井上絵美さんは「味にあまり差が出ないのであれば缶詰やインスタントも使いましょう」という方なので、忙しい人や面倒くさがりの人にも比較的取り入れやすいシンプルなレシピが多いです。
<目次>
料理教室では、作りやすさとおいしさを大切にして教えています。
鶏肉の粒マスタード焼き(つけ合わせ:にんじんピラフ)/ポークソテーきのこソース(つけ合わせ:マッシュポテトと絹さや)/いわしのムニエル青じそバター(つけ合わせ:野菜のワインビネガー風味)/ポルチーニ入りラザニア/タイ風春雨サラダ/ひらめの冷製トマトマスタードソース/かきのチャウダー/グラタン・ドフィノワ
市販品もあるけれど、自分で作った方が数倍おいしい。
[トマトソース] なすのチーズ焼き/スパゲティのソースに/たこのトマト煮に/イタリア風目玉焼きに
[タプナード] タプナード&フランスパン/B.L.T.に/プチトマトに/さばのソテーに
[ジェノバペースト] ジェノバ風野菜のスープ/パスタに/バゲットに/ピザに
いろんな国やレストランをめぐっていると、自分でも作ってみたいと思う料理に出合います。
シーザーズサラダ
[カリフォルニアで] 粒コーンパンケーキ&レバーソテー/クラブケーキ/チャイニーズチキンサラダ
[ハワイで] ポキ丼/キムチオムレツ/コンビーフキャベツ/スイートポテトスープ
[フランスで] 赤ピーマンのスープ/タブーレ/クレーム・ド・ポ・オ・ショコラ
[イタリアで] 牛肉のたたきカルパッチョ/ミラノ風カツレツ
[タイで] タイ風チキンカレー/トムヤム麺
[スペインで] 魚介のフリット/たこのにんにくオイル漬け
オリーブ、アンチョビ、ハーブなど、好きな素材を使ったレシピが、ついつい多くなってしまいます。
プロヴァンス風チキン/プッタネスカ/青梗菜とアンチョビのスパゲティ/アンチョビポテト/ローストポーク黒オリーブソース/ブロッコリーと黒オリーブのホットサラダ/ゴルゴンゾーラとドライトマトのペンネ/サンドライトマトのピザ
わたしと料理。こんなふうにして、始まりました。
自由で、大胆で、新しい。アメリカの料理からは、いつも学ぶことがいっぱいです。
ミートローフ/マカロニチーズ/バーベキュースペアリブ/ワッカモーレとサルサ/バッファロースタイルチキン/コブサラダ/ビーフガンボ/ポーチュギーズビーンズスープ/スモークサーモンのわさびクリーム
野菜をシンプルにおいしく食べる。そんな料理がいいなと最近思っています。
アボカドと明太子のディップ/アスパラガスのアンチョビマヨネーズ/ブロッコリーのしょうゆバターソース/れんこんの明太子和え/ナスの素揚げマリネ/かぶのクリスマスサラダ/ポロねぎとポテトのビネグレット/ズッキーニのリゾット
パーティメニューは、お客様といっしょに楽しめるようなものにしています。
いかすみのパエリヤ/ブルスケッタ
(作りおきのできるものを) 森のきのこのマリネ/クラブラックス/タラマサラタ/マスカルポーネ&明太子のディップ/クリームチーズ&ねぎのディップ/グージェール
(スープも一口いかがですか) そら豆のポタージュ/ガスパチョ/ゆり根のポタージュ
ローストビーフ
(時間がないときのデザート) テンミニッツアップルパイ/ライスクリスピー/ベイリーズマカデミアアイスクリーム/キャラメルバナナ/オレンジのシンプルカクテル
(ちょっと時間があるときのデザート) メープルヨーグルトジェラート/すいかのゼリー/ゆずのジェラート/チョコレートクロワッサンプディング
(たくさん時間があるときのデザート) ズッパ・イングレーゼ/エンジェルフードケーキ
(夏の飲み物) ストロベリーレモン/黒みつしょうが水/スプモーニ/いちごとバナナのフローズンスムーサー/パナシェ
あ・れ・こ・れ
旅行するなら
やっぱり和食も中国料理も好きです
かりかりじゃこ/サーディンご飯/なすのサラダ/スパムむすび/鶏がゆ/ピータン豆腐
おいしいプレゼントメニュー
りんごとゴルゴンゾーラ/ピーナッツバタークッキー/サーモンのパテ/えびのソースアメリケーヌ
Amy’sのこと
索引
2009/08/24
おいしいおいしい招待状
「おいしいおいしい招待状」
著者:井上絵美(いのうええみ) 出版社:講談社 価格:1,600円(税別)
掲載レシピ数:84
中はこんな感じです。
「おもてなしなんてとんでもない、普段の料理さえまともに作ったことないよ」という頃に、いつか一人暮らしを始めたら、とか、結婚したら必要になるかも、という憧れで買ってしまった本です(笑)。井上絵美さんはプライベートでも人を呼んでおもてなしする機会が多いらしく、この本にもおもてなしをする時のアドバイスや提案がたくさん詰まっています。
今でこそ人の家に呼ばれることもそこそこ増えて、毎日料理をするようになったので段取りにも頭が行くようになりましたが、これを買った頃には、お皿を重ねておいて上から順に下げていくとか、作り置きできる料理をメニューに取り入れておくとか、そういったアイデアの全てが新鮮に思えました。
ちなみにスペインでは(というより私の周りでは、ですが)、人が揃うまでつまんでいられるようにビール、ワイン、チーズ、生ハム、パンタパス、ポテトチップス、オリーブなんかを適当にテーブルに並べておいて、揃ったところで食事が始まる感じです。
私が驚いたのは家で前菜としてサラダを出したら、夫にサラダを見つめて沈黙されたこと(笑)。すかさずおばあちゃんから「サラダは付け合せでしょ、なんでサラダだけ出てくるの?」と言われて納得しました。そういえばスペインで前菜にサラダが出てきたことないかも。(ポテトサラダとかマカロニサラダは出てきた覚えが。。。)
この本のレシピはコースメニューとして作ったことはありませんが、単品でパラパラ作っています。ラタトゥイユチキン、グリーンオリーブピラフ、かにのマヨネーズパフなどどれも美味しかったですが、「ゲストにもどんどん参加してもらいましょう」の「チリビーンズ」にはご注意。辛味は好みで加減してください、とあるんですが、料理初心者だった私は馬鹿正直に赤唐辛子2本とチリパウダー大さじ4を加えてあまりの辛さにどっぷり後悔しました。
巻末の「オプションメニューあれこれ」は白黒です。
<目次>
もっと気軽に、人を呼びましょう
得意パターンがあれば気楽です
[パターンその1] ハムの冷たいパテ/プチトマトのイタリアンマリネ/ラタトゥイユチキン・グリーンオリーブピラフ添え/レモンのムース
[パターンその2] プロシュートフルーツ/かにのマヨネーズパフ/ハッシュドビーフ/コールスロー/ココナッツミルクのブラマンジェ
[パターンその3] お刺身のポン酢サラダ/ロールキャベツのミネストローネ/豚しそバター丼/セロリの即席漬け/黒砂糖のグラニテ
ゲストにもどんどん参加してもらいましょう
タコス/クスクスロワイヤル/ギョーザ&えびワンタン/韓国風手巻き焼肉(DIYのバーを開きましょう)
気取らないフィンガーフードパーティで
ロングロングバゲットサンド/カナッペ大会/ディップ&スティックフード大会(楽しい、便利、のパーティグッズ)
一点豪華主義というのもいい方法です
牛肉の赤ワイン煮/ひき肉とナスのスパイシーカレー/ローストビーフ ブルーチーズソース(チーズをメニューの一員に)
ヘルシーフードがうれしい人たちのために
[ヘルシーメニューその1] 焼きナスのコンソメゼリー/野菜のバーニャカウダ風ソース/ギリシャ風夏の魚
[ヘルシーメニューその2] ブロッコリーのからし和え/魚介のカクテル梅肉ソース/しゃぶしゃぶサラダ/漬物包みご飯
ポ・ト・フ/ベジタリアンプレート/チャイニーズコールドミート&スープ/プリザーブレモン
やっぱりオープンエアは最高に楽しい
バーベキュー/燻製/オープンエアが似合う飲み物
ポットラックパーティに行くなら
サーディンリエット/田舎風テリーヌ/ファイブビーンズサラダ/わかさぎのエスカベーシュ/豚肉とキャベツの蒸し煮/じゃが芋とアンチョビの重ね焼き/ガトーショコラ/パイナップルヨーグルトシャーベット/パン
オプションメニューあ・れ・こ・れ
こんな肉料理もあります
鶏の煮込みカレー風味/フランス田舎風ポークソテー/鶏肉のイタリア風オーブン焼き
魚ならこんな料理で
フィッシュ&チップス/かつおのたたきエミーズ風/帆立て貝柱のポワレプロヴァンス風/いわしのトマトソースグラタン
野菜メニューを加えたいとき
レタスとのりのサラダ/カポナータ/リヨネーズポテト/トマトと玉ねぎの和風だしサラダ
しめくくりのご飯&麺料理
ザーサイご飯/プチトマトとツナの冷たいバミセリ/韓国風そうめん/キムチ茶漬け
おすすめします!わたし流タイムスケジュール
材料とワインの問い合わせ先一覧
さくいん
ウー・ウェンの北京小麦粉料理
「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」
著者:ウー・ウェン 出版社:高橋書店 価格:1,600円(税別)
掲載レシピ数:44
中はこんな感じです。
高橋書店さんって手帳屋さんではなかったんですね!(笑)
書店というぐらいだから本屋さんなんでしょうけれど、私の中では「手帳は高橋」のイメージが強過ぎて本屋さんという認識がありませんでした。ちなみに高橋手帳、愛用しております。(去年からアマゾンでも取り扱ってくれるようになったので入手が楽になりました。本体より送料の方が高くつくのが痛いところですが。)
さて、アマゾンで大絶賛のこの本。中の写真を見ていただければわかると思いますが、すごい工程写真の数。1レシピに30枚~50枚程度の工程写真が載っています。なるほどこれなら初めてでも作れるはず。発酵生地にはもちろんドライイーストやグラニュー糖が入りますが、それ以外はほとんど小麦粉と水だけで生地が作れます。思い立ったらすぐ作れるのもこの本のいいところ。
小麦粉料理ってシンプルなだけにうまい下手がはっきり出ます。北京滞在中に大学生の友達に作ってもらった餃子と、大学の先生の家に招待されて食べた餃子では見た目も味も別物でした。でもわざわざ手作りの餃子でもてなしてくれたってことが嬉しかった。中国では春節(旧正月)や来客の際、水餃子でおもてなしをするそうです。(水餃子の残りを翌日焼いて食べるのでおもてなしに焼き餃子は出しません。焼き餃子=「残り物」なので。)
餃子を作ってくれた大学生の2人曰く「いつも家で手伝ってるんだけど、自分たちだけで作ったの初めてだからちょっと手間取っちゃった」とのこと。微笑ましいですね~。こうして回数を重ねてうまくなっていくんでしょうね。
先生の方は外国人学生を前に皮を伸ばして成形するところを実演。手際の良さは感動モノでした。
この本は右下に「パラパラプロセス ギョーザの包み方」というのがあって、パラパラ漫画の要領で餃子の包み方が確認できます。
<目次>
北京小麦粉料理 基本のテクニック
水、ぬるま湯、熱湯でこねる生地
水でこねる生地
ギョーザ(ギョーザの餡のバリエーション)/パイゴー麺/ジャージャン麺/チャオ麺/ダールー麺/バンバンジー麺/マーラー麺/タンタン麺/チャンショウ麺/ポーユイ/チャオポーユイ/マオアール/ガーダ/ガーダスープ/メンピェン/イーフ麺/ワンタン/とりワンタン/揚げワンタン
ぬるま湯でこねる生地
ターピン/ツォンホアピン/ローピン/シャンピン/ターリャンフォシャオ/ホーズ/タンピン
熱湯でこねる生地
チュンピン(チュンピンの食べ方)/シューマイ/蒸しギョーザ/春巻き/ゴーティエ
発酵生地
花巻き(花巻きのバリエーション)/インスーチェン/ランロン/チェンツォンカオ/パオズ(パオズのバリエーション)/スイチェンパオ/ウーシャンフォシャオ/チェンスー/コンシンピン/シャオロンパオ/ヨウピン/マントウ
水と油でこねる生地
ローボスーピン(ローボスーピンのバリエーション)
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