2009/08/13

「ル・クルーゼ」だから、おいしい料理


「「ル・クルーゼ」だから、おいしい料理 もっと使いこなすためのレシピ&ヒント」
著者:平野由希子(ひらのゆきこ) 出版社:地球丸 価格:1,250円(税別)
掲載レシピ数:46

中はこんな感じです。

結婚祝いにル・クルーゼのお鍋をセットで頂いたので、是非活用しなくては、と買ったのがこちら。平野由希子さんはル・クルーゼの本を何冊も出されていますが、この本が最初の1冊。

この後、
「ル・クルーゼ」で、おいしい和食 お鍋で毎日のごはんつくろう
「ル・クルーゼ」で、つくりたい料理」 フレンチの定番を、おもてなしにも毎日にも
と続きます。

野菜中心のレシピが多いので、野菜をあっさりとシンプルに食べたい人にはウケのいい本かもしれません。うちは夫が野菜嫌いなので、あまりに野菜が前面に出ているレシピは活用できず。お肉をガッツリ食べたい男性にもウケないかな。。。 例えば「レタスのバター煮」。野菜本来の甘みを追求するような野菜好きさんは喜ぶかもしれませんが、クタクタのレタスがお皿にダラーリ。おかずとして出すにはちょっと気が引ける見た目です。「塩漬け豚とキャベツのポットロースト」のように上にドン!とお肉がのっていれば見た目も豪華で食卓にもどうどうと出せるんですけどね。

かく言う私も結婚してからはほとんどこの本を開いていませんでした。もったいない、1,300円もしたのに。というわけで、昨日のお昼に裏表紙にもなっている「新じゃがとにんにくの揚げ蒸し焼き」を作ってみたところ。。。

びっくり。
「これがル・クルーゼかぁ~」って感じです。ジャガイモがほっくり。自分が作ったとは思えないできあがり。鍋に入った状態で写真を撮ればよかったんですが、お皿に移してから撮ったので「ただイモが並んでるだけ」に見えるのが残念ですが。
レシピがシンプルなだけに、ル・クルーゼ調理のこつ、野菜と水分、調味料の割合をつかむにはぴったりな本だと思います。

この本のレシピは全てココット・ロンド20cmが使われています。平野由希子さん曰く「お鍋は大は小を兼ねません」とのことですので念のため。

<目次>
Part 1 野菜本来のおいしさを引き出すレシピ
ロールじゃないキャベツ/春野菜の鍋炒め/新じゃがとにんにくの揚げ蒸し焼き/トマトのくったり煮/新玉ねぎとホワイトアスパラのヴィネガー煮/レタスのバター煮/パプリカのアンチョビ炒め/なすのキャビア/ぶつ切りごぼうのバルサミコ炒め/ゆで長ねぎのマリネ/鍋ラクレット/白菜のナンプラー蒸し煮/ひよこ豆とカリフラワーのカレー風味

Part 2 時間がおいしくしてくれることこと煮込み&スープ
にんじんと牛肉の白ワイン煮/野菜のモロッコ煮 クスクス添え/丸ごとなすのカレー/肉じゃがプロヴァンサル/ぶり大根バルサミコ風味/鶏と根菜のポトフ/鶏ときのこの味噌クリームシチュー/春野菜のミネストローネ/長ねぎのグラタンスープ/レンズ豆のスープ/干ししいたけと鶏肉のスープ/キャベツのポタージュ/さつまいもと栗のポタージュ/かぶのポタージュ/いちごの赤ワイン風味ジャム/バナナのキャラメル煮

Part 3 おいしいごはんを炊くのは本当に得意
白米ごはん+玄米ごはん/豆ごはん/菜の花がゆ/発芽玄米と春野菜のリゾット/にんじんタイム風味ごはん/たこのピラフ/きのこの赤ワインピラフ/れんこんごはん/かきの炊き込みごはん

Part 4 オーブンがなくたって
塩漬け豚とキャベツのポットロースト/ローストビーフ マスタードソース/蒸し焼きりんご/プリン

Part 5 火を止めてじんわり煮
大根のスープ煮/ゆで鶏/いかのオイル煮/洋梨の赤ワイン煮

Column
野菜とお鍋のベストカップリング
野菜のうまみを引き出す、塩、火、水のこと
豆のゆで方
最初に買うなら・・・・・・
ル・クルーゼ ヒストリー
ハーブ、スパイス、調味料を味方につけて
料理のヒント
おいしくなる時間
グッド・デザイン
揚げものだってできる。オーブンにも使える
向いてない料理だってある
ル・クルーゼをテーブルに
ル・クルーゼ コレクション
日々のつきあい方 一日の終わり方

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