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2009/10/08

いつものたまごとじゃがいもで・・・Spain


「いつものたまごとじゃがいもで…Spain」
著者:おおつきちひろ 出版社:主婦と生活社 価格:1,500円(税別)
掲載レシピ数:69

中はこんな感じです。

久しぶりにスペイン料理の本をご紹介します。
私が「この本、欲しい~」と思った時には既に絶版で、あちこちで古本をチェックして手に入れた本です。

スペインに住む前から思っていたんですが、スペインって本当に卵料理、ジャガイモ料理が豊富です。味に癖がないから子供も大人も大好きだし、安くてお腹にたまって、その上栄養たっぷり。その代表はトルティージャ。いわゆるスペイン風オムレツですね。ジャガイモを薄切りにして油で揚げ(カラッと揚げるのではなく、割りとグズグズに揚げます)、卵と混ぜてフライパンでまあるく焼き上げます。油をたーっぷり含んだ超・高カロリー食(笑)。でもスペイン人の心をガッツリつかんで離さない、まさに国民食って感じです。
友達同士で集まってパーティをすると大抵誰かがトルティージャを焼いて持ってくるし、シーフードを食べに行くと日本人が飲みに行ったとき最後にお茶漬けを頼むみたいにトルティージャが登場するし、どこのバルに行ってもトルティージャは絶対あります。
つい最近、友達が海外旅行に行ったんですが、空港からの帰り道「夕飯に何食べたい?」と訊いたら、三人とも「トルティージャ」と即答。あー、やっぱりスペイン人が恋しく思う食べ物ってトルティージャなんだなぁ、と実感しました。日本で言ったらなんでしょうね。お茶、味噌汁、おにぎり、とか。。。?

で、この本ですが、そんな普段着のスペイン料理が詰まってます。
中にはゆでたジャガイモを炒め揚げにして黒こしょうと塩をふっただけ、とか、トマトソースにゆで卵をのせてオリーブで飾っただけ、なんていうレシピとは呼べないようなものから、もうちょっと手の掛かるオーブン料理や煮込みまで、スペインに住んでいるといつかどこかで見たような料理がたくさんあります。手軽にワインのおつまみを一品、とか、ちょっと小腹が空いたときにぴったり。

目次が見にくい、紹介文がクロスワードのように縦横等間隔で読みにくい、など、つまらない点でマイナスポイントはありますが、ちゃんと現地を知っている人(おおつきちひろさんですが。)の本、って感じがして私は好きです。

出来上がり写真とレシピが交互になっていて、写真はカラー、レシピは白黒です。

<目次>
[お鍋一つあれば]
いつものゆで卵が変わる変わる
トマトソースで/スープ仕立てで/ツナ入りガスパチョソースで/ベシャメルソースで

パクリと食べずにつぶして混ぜて
ゆで卵とジャガイモのバール風サラダ/ブロッコリーとジャガイモ、ゆで卵のホットサラダ/ガルバンゾ豆とゆで卵のサラダ/ジャガイモ、ゆで卵とビーツのサラダ/刻み卵かけナス焼き/パンとゆで卵のスープ/刻み卵とハムと米のスープ

ポーチドエッグ・黄身がとろりと混ざれば・・・
ポーチドエッグの親子スープ/揚げパンとポーチドエッグ/揚げじゃがとポーチドエッグ

ジャガイモがゆだったら白い肌に色を添えて
揚げ玉ネギをプラス/黒こしょうをプラス/くるみ・セロリ・マスタードドレッシングをプラス/にんにくオイルをプラス

味付け仲間がTANTO登場
マルミタコ(かつおの漁師風煮込み)/鯖とジャガイモ、玉ネギのシチュー仕立て/有頭エビのペピトリアソース/牛すね肉とジャガイモのトマトポトフ/ジャガイモのパプリカソース煮/ジャガイモのアーモンド煮込み/ジャガイモの緑ソース煮込み/イカの詰め物白ワイン煮/鶏肉とゆで卵のオレンジ煮込み/白身魚とジャガイモのスペイン風雑炊/ムール貝とジャガイモの炒め煮/ジャガイモのクリームスープ/ケッパーとクルミのマッシュポテト

[フライパン一つあれば]
パートナー選びは自由自在に
トルティージャ(スペイン風オムレツ)/エビのトルティージャ/グリーンアスパラガス入りトルティージャ/赤ピーマンのトルティージャ/手巻きトルティージャ/豚肉のサラゴーサ風白じゃが添え/アナ(ジャガイモの重ね焼き)

添えずにのせる目玉焼き
ベーコンとジャガイモの炒め焼きと/揚げじゃが、揚げグリーンアスパラと/マッシュルームの伝統焼きと

手づくりのポテトチップをもっと味わう
自家製ポテトチップ/ポテトサラダをのせて/オイルサーディンとアンチョビをのせて/ツナサラダをのせて/かきの燻製をのせて

揚げる特製をフルに活かせば味も変幻
ジャガイモのシュー/揚げ野菜と炒め野菜のソース煮/魚介のシュー/卵衣の揚げじゃが煮/スペイン風キューバライス/揚げじゃがサラダ/ダブル卵

炒めごろを食べごろに
炒め野菜のスクランブルエッグ/クワハーダ/白魚のスクランブルエッグ

[オーブンさえあれば]
マッシュポテトのオーブン焼き/ジャガイモのバスク風/干しだらとジャガイモのグラタン/ラージコロッケ/砂肝のオーブン焼き卵落とし/ほうれん草の巣ごもり/ジャガイモとピーマンの落とし卵/揚げジャガイモと野菜のリング焼き/ゆで卵のトルタ

オーブン焼きのジャガイモを
メークイーンでロメスコソース/新じゃがのたらこヨーグルト/赤じゃがのアリオリソース/男爵いものベーコンチーズのせ

2009/09/11

豆とスープが待つ食卓


「豆とスープが待つ食卓―簡単だけど豊かなスペインの台所仕事」
著者:丸山久美(まるやまくみ) 出版社:文化出版局 価格:1,500円(税別)
掲載レシピ数:53
豆料理 29レシピ
スープ 24レシピ

中はこんな感じです。

「週末はパエリャ名人」の丸山久美さんの本です。前半は豆を使ったメインディッシュからデザートまで、後半は四季のスープが紹介されているので、「豆といえば煮豆か、ビールのお供に枝豆ぐらい」という方や、「お豆に限らず野菜が大好き!」という方に是非ともお勧めしたい1冊。

ほとんどのレシピでは写真とレシピが分かれているので、出来上がり写真のページがすっきりしていてきれいです。(「春のスープ」だけ写真とレシピが同じページに掲載されています。)好みの問題ですが、私は出来上がり写真とレシピが同じページにある方が調理するときに出来上がりがイメージしやすくて好きかな。

この本にはスペインの定番豆料理、スープレシピのほか、丸山久美さんのオリジナルレシピが収録されています。スペイン人にとって豆料理が身近なものだからなのかもしれませんが、普段見慣れているのと違う調理法だといまいち受けつけないようです。例えばレンズ豆。定番は煮込みなんですが、レンズ豆のサラダを作ったら「なぜレンズ豆がサラダに?」という雰囲気が食卓に漂いました(笑)。
スペインには「アロス・コン・レチェ」というお米を使ったデザートがあるんですが、日本人の中には「ご飯が甘いなんて気持ち悪い」と受けつけない人が結構います。きっとそれと同じような感じなんでしょうね。

<目次>
スペインの豆料理
乾物の豆の種類

豆のメインディッシュ
コシード/白いんげん豆と赤いんげん豆と白身魚とえびの煮込み/ガルバンソとほうれん草の煮込み/レンズ豆とチョリソの煮込み/白いんげん豆と豚肉とかぶの煮込み/白いんげん豆とあさりの煮込み

豆ランチ
ガルバンソのモロッコ風煮込み/レンズ豆のカレー/赤いんげん豆と鶏肉のトマト煮シェリー酒風味/赤いんげん豆とガルバンソのクリーム煮/白いんげん豆のパテ/グリーンピースとあさりのご飯と白いんげん豆のポタージュ

豆のおかず
そら豆のフラン/白いんげん豆のスペインオムレツ/そら豆のミント風味/レンズ豆ときのこの炒め物/ガルバンソとオリーブの炒め物/ガルバンソのマヨネーズ焼き/白いんげん豆のグラタン

豆のサラダ
グリーンピースのグリーンサラダ/白いんげん豆とクリームチーズのごちそうサラダ/レンズ豆とえびとバナナのマヨネーズサラダ/レンズ豆のつぶつぶサラダ/赤いんげん豆とアボカドのサラダ/ガルバンソといかのサラダ

豆のデザート
豆の白玉/赤いんげん豆とエバミルクのシャーベット/グリーンピースのアイスクリーム/白いんげん豆とあんずのコンポート

豆の下ごしらえ
豆質問箱

豆別レシピ
いんげん豆/レンズ豆/ガルバンソ/グリーンピース そら豆

スペインの季節のスープ
基本のチキンスープストックの作り方/チキンポタージュ/チキンスープ

春のスープ
グリーンアスパラガスのポタージュ/キャベツのポタージュ/はまぐりのポタージュ/春野菜のスープ/新じゃがとコリアンダーのスープ/クレソンと雑穀のスープ

夏のスープ
アボカドのスープ/きゅうりとヨーグルトのスープ/にんにくの白いスープ マスカット添え/トマトだけのスープ

秋のスープ
にんじんのスープ ジンジャー風味/カリフラワーとねぎのスープ/栗と小玉ねぎのスープ/かぼちゃのスープ/モロッコいんげんとハムのジュリアンスープ/きのこのスープ

冬のスープ
肉だんごのスープ/ほうれん草のポタージュ/にんにくのスープ/にんにくとピーマンのスープ/にんにくとチョリソのスープ/プルサルダ

2009/08/11

週末はパエリャ名人



「週末はパエリャ名人」
著者:丸山久美(まるやまくみ) 出版社:文化出版局 価格:1,500円(税別)
掲載レシピ数:50
パエリャ 18品目
付け合せ(サラダ、スープなど) 23品目
カクテル 4品目
デザート 5品目

中はこんな感じです。


スペイン料理といえば?と聞いて大抵上位に挙がるパエリャ。もとはバレンシア地方(スペイン東部)の郷土料理です。スペインに全く興味のない人はスペインに米料理があることも知らなかったりするんですが。こちらでは大体1kgの袋入り、もしくは箱入りでお米が売っています。スーパーでは日本で普段食べているような短粒種と、長粒種と言われるパラパラに仕上がるお米が売られていますが・・・この2種類のお米、加える水の量が違うってご存知でした?
短粒種は家庭科の時間に習ったように、米1に対して水1.2倍程度で炊きますが、長粒種は米1に対して水2.5倍程度必要です。もちろん(?)うちでは短粒種を2.5倍の水で炊いて炊飯器から水が吹きこぼれたあげくドロドロのご飯に炊き上げてしまったことも、長粒種を1.2倍の水で炊いてパラパラどころかパサパサ、カチカチに炊き上げてしまい鍋でなーんちゃって炒飯に仕立て直したこともあります(汗)。

話がそれましたが。スペインを代表するお米料理、パエリャを1冊にまとめたのがこの本。様々なパエリャが付け合せと共にメニュー形式で紹介されています。ちなみにスペインでパエリャを頼むときは「パエージャ」と発音した方が通じやすいと思います。「パエリャ」って発音しにくいので私はスペイン語では「パエージャ」、日本語では「パエリア」と発音しています。人によっては「パエーヤ」という人もいます。

<目次>
パエリャは
パエリャを作る、基本の材料
パエリャの基本の黄金率

パエリャを作る前に
トマトソースを作る
サフランの下ごしらえ

シンプルパエリャ
MENU えびのパエリャ/シンプルサラダ/赤ワイン
MENU 鶏肉のパエリャ/オレンジのサラダ/赤ワイン
MENU いわしのパエリャ/いかといんげんのサラダ/白ワイン
MENU ねぎのパエリャ/アーモンドドレッシングのカタルーニャ風サラダ/赤ワイン

オリーブ、大好き!
オリーブとうずら卵の目玉焼きカナッペ/オリーブの自家製マリネ/オリーブと生ハムの一口コロッケ/オリーブとえびのピンチョス/オリーブとアンチョビーのカナッペ

ふだん着のパエリャ
MENU いかすみのパエリャ/アリオリ/エスカリバーダ/カバ
MENU じゃがいもと玉ねぎとトマトのパエリャ/洋梨ときゅうりのサラダ/赤ワイン
MENU チョリソのパエリャ/アンチョビーとにんにくドレッシングのグリーンサラダ/赤ワイン
MENU 白身魚といかとカリフラワーのパエリャ/ほうれん草のサラダ/白ワイン
MENU 豚リブと赤ピーマンのパエリャ/ガスパチョ/ハーブのサラダ/赤ワイン

おもてなしのパエリャ
MENU バレンシア風パエリャ/オレンジとうずら卵の目玉焼きカナッペ/ピピラーナ/オレンジとオレンジピール
MENU デラックスパエリャ/オリーブの自家製マリネ/季節のサラダ/ナティージャス/サングリア
MENU アロス・ア・バンダ/オリーブと生ハムの一口コロッケ/アリオリ/怠け者のマセドニア/赤ワイン
MENU 漁師のパエリャ/オリーブとえびのピンチョス/トマトドレッシングのトマトサラダ/チョコレートのナティージャス/白いサングリア

陽気なワインカクテル
カバカップ/サングリア/夏の赤ワイン/白いサングリア

サラダがあればフルコース
アーモンドドレッシングのカタルーニャ風サラダ(p33)/ピピラーナ(p49)/洋梨ときゅうりのサラダ(p39)/いかといんげんのサラダ(p29)/エスカリバーダ(p38)/ハーブのサラダ(p45)/たことじゃがいものサラダ(p68)/トマトドレッシングのトマトサラダ(p63)

季節を楽しむパエリャ
MENU 春野菜のパエリャ/たことじゃがいものサラダ/カバ
MENU 夏野菜のパエリャ/ズッキーニとチーズのスープ/夏の赤ワイン
MENU きのこの野菜のパエリャ/ふわふわ卵のスープ シェリー風味/赤ワイン
MENU 栗のパエリャ/オリーブの自家製マリネ/赤ワイン
MENU あんこうのパエリャ/紫キャベツのサラダ/白ワイン

ひんやりデザート
コーヒーのグラニサード/レモンとはちみつのグラニサード/怠け者のマセドニア/オレンジとオレンジピール/ナティージャスとチョコレートのナティージャス

タパス-みんなでつまむスペインの喜び



「タパス―みんなでつまむスペインの喜び」
著者:おおつきちひろ 出版社:文化出版局 価格:1,600円(税別)
掲載レシピ数:113

中はこんな感じです。


タパスって聞いたことありますか?タパスは「覆う、ふたをする」という意味の動詞taparから来ています。本書によれば「その昔、ワインの広口瓶の中に小さなハエなどの虫が入らないようにパンでふたをしながら飲んでいた。いつの間にかそのパンの上にハムなどのつまみをのせて食べるようになり、ふたの意が転じて小皿に盛られるちょっとした料理をさすようになった」とのこと。私が学生の頃スペイン人の先生から聞いたのは、「ワイングラスを生ハムでふたをしていたのが由来」ですが、要はふたにしていたものを食べちゃったのが始まり、ってことですね。ちなみにタパス(tapas)は複数形で、一皿だけ頼むときはuna tapa(ウナ・タパ)となります。

よく日本語では「小皿料理」って説明されるんですが、タパスのないスペインなんて考えられません。うちの夫は、日本の居酒屋でつまむお料理がスペインのタパスに近いような気がする、と言いますが、日中でも、カウンターでも、立ったままでも(!)つまめるタパスは居酒屋料理より気軽な感じ。そんなタパスがこの本ではなんと113種類も紹介されています。私たちがよく行くバルでは見たことがないようなものもたくさん。もちろんトルティージャ(スパニッシュ・オムレツ)、ロシア風サラダ(ポテトサラダ)、ブラバスポテト(フレンチフライのブラバスソース掛け)、ムール貝の詰め物、コロッケなどなどお馴染みのタパスもしっかり載ってますよ。

<目次>
なんてったってタパス

下町のバルは安くて速くて温かい
スペインオムレツ、トルティーリャ/揚げパン/さやいんげんのマリネ/いわしの酢漬け/揚げそら豆とアーモンドの塩いり/小いかのオリーブ油焼き/ピンチョ、ピンチート/砂肝とマッシュルームのピンチート/いわしの酢漬けと小えびのピンチート/たこと青とうがらしの酢漬けのピンチョ/鶏肉とベシャメルソースのピンチョ/カリフラワーの揚げ物/グリーンアスパラガスの揚げ物/鶏もも肉のガーリックいため/米なすの揚げ物/ムール貝のエスカベチェ/ムール貝の詰め物
 ◆バルの人気を左右する生ハムの味!
 ●活気の満ちたマドリッド、下町のバルを歩く

じゃがいもあればいつでもタパス
じゃがいものモホ・ピコーン/アンチョビーポテト/ポテトブラバス/アラゴン風ポテトブラバス/ベーコンと玉ねぎのポテトブラバス/フレッシュトマトのポテトブラバス/じゃがいもの詰め物/じゃがいもとたこのパプリカ煮込み/揚げじゃがいものマリネ/エンサラディーリャ・ルサ/じゃがいもといわしの煮物

魚介屋タパス
あさりのレモン汁かけ/パン・コン・トマテ/生がきのガスパチョ風ソースがけ/いわしのはさみ焼き/アンチョビーのオリーブ油漬け/いわしのから揚げ、ピカディーリョソース添え
 ◆スペインでは庶民も金持ちもみんな、いわしが大好き!
えびのアリオリソース焼き/かきの縁ソース焼き/小玉ねぎのピクルス/いわしの揚げ物、さっぱりソース添え/いわしのパン粉つけオーブン焼き
 ●マリスケリアでスペインの海の幸を堪能!

日曜日の遅れの朝ご飯はいつものバルで
アンチョビーとピーマンのパンタパス/ゆで卵とえびのパンタパス/スクランブルエッグのパンタパス/スモークサーモンとゆで卵のパンタパス/鶏レバーのパテ/グリーンアスパラガスとレタスのタルトレット/干だらとじゃがいものペースト/ツナのパテ
 ●ボリュームにびっくり!各バル自慢のパンタパス

子どもも大好き近所のタパス屋
魚介のコロッケ/肉詰めパン/バナナのベーコン巻き/一口ラムのアプリコットソース/フィリョア/エンパナディーリャ/かつおのエンパナディーリャ/えびのエンパナディーリャ

日曜日のミサの帰りの楽しみはママの手作りタパス
野菜のテリーヌ/肉とレバーのペースト/卵にんにくパン/ソースをかけたトルティーリャ/残りパエリャのコロッケ
 ●イネスおばさんに習ったお母さんのタパス
とうがらし風味のきゅうりピクルス/スモークサーモンのガーリックトーストのせ/アンチョビーパン
 ◆グラスを片手にタパスをつまむ。
  スペインのバルでは何を飲む?

豪快さを楽しむ漁師町の男タパス
いわしの炭焼き/ししとうのいため焼き/カタルーニャの焼き野菜サラダ/あさりの漁師風/ガリシアのたこ、田舎風/帆立貝のガリシア風コキール/赤ピーマンのオイル漬け/マッシュルームとベーコンのブロシェット/いわしのトルティーリャ/ウエバスのせ刻みサラダ
 ●味を競うサン・セバスチャンのバル

小麦粉の村のバルから
ピスト・マンチェーゴ/ドン・キホーテのなす/パンくずのいため焼き、うずらの目玉焼きのせ/ボカディートス/玉ねぎと鶏のカリカリいため/スペインのがんもどき/きのことベーコンのキャセロール/揚げなすのチーズ風味
オリーブの木の下でつまむタパス
 豚肉のオレンジソース煮/黒オリーブのマドリッド風/ビーツのマリネ/チーズのローズマリーとオリーブ油風味/緑オリーブのマリネ/にんじんのスパイス風味マリネ/鶏肉のオリーブ煮込み/三色ピーマンのトマトソースあえ/緑オリーブのアンチョビー漬け
 ◆オリーブ!オリーブ!!オリーブ!!!
ツナ入りピカディーリョ/アンダルシア風魚のフライ

シェリー酒の香り漂う町のバルから
なすの揚げ物、えびソースがけ/いかの揚げ物/スペイン風焼きとり/鶏レバーのシェリービネガー煮/ソーセージのフライ/アンダルシアの冷たいスープ/白身魚とズッキーニのブロシェット/ピペラーダ/きゅうりとトマトのヨーグルトサラダ/フラメンカ・エッグ/そら豆の煮込み、ポーチトエッグのせ
 ●タパスの本場、南の雄はセビーリャのバルから

ボリュームいっぱいタパス
へレス風ミートボール/赤ピーマンの詰め物/白いんげん豆とムース貝の煮込み/鶏肉のはちみつとマスタードのソース/ズッキーニのオーブン焼き/ガーリックスープ/干だらとトマトのピリ辛煮込み/パンの白子のはさみ揚げ/豚肉のトマト煮込み/ディル風味のズッキーニ

スペイン 熱い食卓

一応スペインに住んでいるのでスペイン料理の本からご紹介。


「スペイン 熱い食卓―本場仕込みのやさしい家庭料理」
著者:おおつきちひろ 出版社:文化出版局 価格:1,760円(税別)
掲載レシピ数:83
タパス(おつまみ) 10品目
サラダ 8品目
卵料理 8品目
精進料理 9品目
豆料理 5品目
米料理 6品目
パンを使った料理 5品目
トマトを使った料理 9品目
にんにく、木の実を使った料理 10品目
粉料理 4品目
デザート、飲み物 9品目

中はこんな感じです。

スペイン料理と言われたら何を思い浮かべますか? トルティージャ(スパニッシュ・オムレツ)、パエージャ(パエリア)、ガスパチョ? この本では意外に知らないスペイン料理がバランスよく紹介されています。(もちろん今挙げた3つも載っています。)レシピのちょっとしたポイントやスペインの文化にも触れられているので読み物としても面白いですよ。
エッセイ部分を除いてオールカラー、工程写真はありませんが、シンプルなレシピが多いのでスペイン料理は初めて、という人にもとっつきやすいと思います。写真は美味しそうなんですが全体的に黄昏色(?)に統一されているのでなんだか寂しい感じも。スペインの国旗(赤と黄色がメイン)をイメージしてデザインしているのかもしれません。私の中ではスペインってもっと元気な、ガンガンに陽射しの強いイメージです。
材料、調味料とも揃えやすい物が使われていますが、家庭に常備していなそうなもので割りと頻出のものを強いて挙げるなら、ワインビネガー、パプリカ(粉)、ローリエぐらい。

先日、鶏肉のペピトリアソースを作ってみました。一部分量を変えたため本の写真とは見た目が大幅に異なりますが(笑)、アーモンドと卵のソースが美味しかったです。別途アップします。

<目次>
タパスをつまみにスペインに乾杯!
えびのにんにくオイル炒め/ムール貝のサラダソースがけ/マドリード風黒オリーブ/マッシュルームの姿焼き/いわしの酢漬け/揚げじゃがいものブラバスソースがけ/たこのガリシア風/じゃがいものアリオリソース/スペインの具だくさんカナッペ/いかのローマ風フライ

サラダで素材のおいしさを知る 
白いんげん豆のサラダ/米のサラダ/オレンジのさっぱりサラダ/にんじんのせん切りサラダ/魚介の刻みサラダ/たこのぶつ切りサラダ/カタルーニャの焼き野菜サラダ/たらのサラダ

卵は復活の意味。卵料理は庶民の味
にんにくの茎とえびのいり卵/スペインオムレツ・トルティーリャ/田舎風オムレツ/キャベツのプディング/フラメンカ・エッグ/三色オムレツ/ウェルバ地方の卵スープ/たら入りいり卵

スペインにもあった精進料理
たらのスペイン風フリッター/たらのコロッケ/サン・イシドロの紫キャベツ煮込み/ラ・マンチャ地方の野菜のトマト煮/カリフラワーとたらの煮込み/ほうれん草と木の実の炒め物/精進スープ/なすの詰め物/北部地方の野菜炒め煮

甘くない豆のおかずがいっぱい
マドリード風コシード/ガルバンソのポタージュ/金時豆とソーセージの煮込み/白花豆とあさりのシチュー/レンズ豆の煮込み

米料理の名人と呼ばれたい
オマールえびの米料理/変りパエリャ/あさりごはん/いかすみごはん/ミックスパエリャ/カタルーニャ地方の田舎米料理

残りパンで前菜からデザートまで
にんにくスープ/アンダルシアの冷たい野菜スープ/いかとグリーンピースの煮込み/炒めパン・ミガス/デザートパン・トリハ

トマトは日本のみそ、しょうゆ感覚
帆立貝のコキール/かにの身の酒煮/白身魚のトマト煮込み/たことじゃがいものトマト煮込み/豚肉のトマト煮/いかのすみ煮/鶏肉のチリンドロン風/鶏肉の夏野菜ソース煮/かつおのトマト煮

にんにく、木の実が味の秘密
牧舎風子羊の焼き物/にじますのアーモンドソースがけ/オックステールの煮込み/魚介の煮込み・サルスエラ/白身魚のベルデソース煮込み/サン・セバスチャン風焼き魚/ゲタリア漁村のいか煮込み/豚肉の香味野菜漬け/ガリシア地方のゆで魚/鶏肉のペピトリアソース

ユニークな粉料理に挑戦
ジプシーの腕/カーニバルの揚げパイ/ガリシアの肉パイ/小型包みパイ

最後は簡単デザートと飲み物で
オレンジのシロップがけ/レリダの洋梨/プルーンの赤ワイン煮/なめらかカスタード菓子/米とミルクのとろりクリーム/黄身だけプリン/コーヒー味のグラニサード/サングリア/シャンパンヨーグルト
 
エッセイ
食の国スペインへようこそ/スペインに台所で習ったおばあちゃんたちのこだわり、あれこれ/スペイン料理で使いたい食材たち