2009/08/11

ちゃんと作れるイタリアン


「ちゃんと作れるイタリアン」
著者:落合勉(おちあいつとむ) 出版社:マガジンハウス 価格:743円(税別)
掲載レシピ数:75
アンティパスト 21品目+4
プリモピアット 22品目+7
セコンドピアット 13品目+4
ドルチェ 3品目+1

中はこんな感じです。


イタリアンは夫の口にも合うし、私も好きだし、スペインでも材料が手に入りやすいので自然と料理本の数も増え、国別に分けたら断トツです。中でもかなり昔に買ったのがこちら、日本一予約が取れないレストランと言われるラ・ベットラのオーナーシェフ、落合勉さんの「ちゃんと作れるイタリアン」。なんと743円で75レシピ。(こちらは絶版で大幅改定したリメイク版が1,600円(税別)で出ています。)

工程写真があるので初心者にもわかりやすく、落合勉さんの本はどれもそうですがあちこちにちょっとしたこつが書かれていて親切です。応用しやすいのでこの本のレシピには結構お世話になりました。
欠点を挙げるとしたら。。。 レシピによって分量がバラバラなこと。作りやすい分量ってことなんでしょうけど、2人分だったり4人分だったり、6人分や10人分まであります。「パスタは1人分ずつ和えてほしいから分量は1人分にした」そうなんですが、それ以外は出版社で分量をX人分で統一できなかったんでしょうか。
あとはさすがシェフ。油をガツンと使ってます。油の量も美味しさを左右するとどこかで読みましたが、さすがに毎日の食事にそんなに油を使えません。。。 その辺は適当で(笑)。

<目次>
ANTIPASTI
トマトのブルスケッタ/手作りリコッタチーズ(リコッタチーズのコロッケ)/タコとセロリのサラダ/イワシのマリネ/マグロのタルタル/スズキのカルパッチョ/パンツァネッラ/お米のサラダ/海の幸のジェノヴァペーストサラダ/フォアグラもどき/いろいろなムース/地鶏のテリーヌ/トマトのライス詰めグラタン/野菜畑のオムレツ(おさかなのオムレツ)/米ナスのパルマ風グラタン/ムール貝のグラタン/ムール貝のワイン蒸し/バーニャカウダ/チーズフォンデュ(ピンツィモーニ)/フォカッチャ(ピッツァ・マルゲリータ)/野菜のグリル

PRIMI
トマトソース(ゆで卵のマヨネーズソース)/ミートソース/ラザニア/田舎風バジルペースト/プッタネスカ(マリナーラソース/豚ロースのシチリア風)/ゴルゴンゾーラのフジッリ/カルボナーラ/ドライトマトのペースト(クロスティーニ)/カポナータのペンネ/カキのスパゲッティ/エビのリガトーニ/ワタリガニのリングイネ/ウニのスパゲッティ/鯖とナスのミートソース/手打ちフェットチーネ(スモークサーモンのクリームソース)/手打ちねじりパスタ(フォンデュータソース)/赤ピーマンと生クリームのペンネッテ/ズッキーニとクリームのフェットチーネ/キノコのペーストと生クリームのパッパルデッレ/パスタ・チェッチ/チーズのリゾット/ミネストローネ(野菜のリゾット)

SECONDI
ズッパ・ディ・ペッシェ/アイナメのグリル香草風味(カジキマグロの香草グリル)/手長エビのガスパッチョ/車海老のグリル/フリット・ミスト/タリアータ(カプリ風サラダ)/カチャトーラ(イタリア風マッシュポテト)/七面鳥のきのこソース/ポークカツレツのサラダ添え/ローストチキン/仔羊のロースト/牛肉の煮込み(ポレンタ)/ボッリート・ミスト

DOLCI
ティラミス(セミフレッド)/フルーツのコンポート/マチェドニア

これでわたしも立派なシェフ
1 香草オイルがあればなんだってイタリアン。
2 イタリアンの基本中の基本。正しいアーリオ・オーリオの作り方。
3 どんな魚でも、もっともらしいイタリアンにする方法。
4 肉を焼いたフライパンでそのまま作れる簡単ソース。
5 分量をきっちり量るだけではおいしい料理は作れない。

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