2009/11/29

圧力鍋料理の本2冊

アマゾンUSAで購入した本が届きました♪
今回購入したのは、圧力鍋料理の本が2冊、私の大好きなスープの本(The Big Book of Soup and Stews)の著者、Maryana Vollstedtさんの本が3冊です。

一冊目はこちら。

「Miss Vickie's Big Book of Pressure Cooker Recipes」
著者:Vickie Smith 出版社:Wiley 価格:USD22.95/-
掲載レシピ数:383

中はこんな感じです。

アマゾンUSAで絶賛されていたのと圧力鍋初心者に嬉しい情報が満載だったので購入しました。
Big Bookというだけあって、かなり大型、厚さも4cm近くあります。この本はまずレシピの前に圧力鍋の歴史(正直、歴史はどうでもいいんですが。^^;)や圧力鍋の基本的な使い方、お手入れ方法、コツ、圧力鍋の購入ガイドなどが載っています。この辺は、結構同じことの繰り返しで、さらっと読み流せる感じ。中でも参考になったのは、蒸発する水分量の調べ方と食材別タイムチャートです。もちろん野菜の大きさや水分量なんかで変わってくるんでしょうが、圧力鍋初心者としては加圧時間の目安があるととってもありがたいですよね。チャートには食材、水分量、加圧時間、減圧方法、特に豆類には水につけておく時間の目安も載っています。

後半4/5がレシピ。レシピ数も豊富で、手順が丁寧に書かれているので分かりやすいんですが、レシピに関してはちょっと期待はずれでした。
まだ細かく見たわけではないんですが、お肉にフルーツソースを合わせるレシピが多いような気が・・・。ハニーライムチキン、ピーカン・アプリコットチキン、マンゴーチキン、ジンジャー・オレンジチキン、シナモンアップルポークチョップ・・・ 他にもラズベリーソースとかパイナップル・レーズンソースとかうちでは作らないだろうな~というレシピだから余計目につくのかもしれませんが、ちょっと気になっています。
使われている食材はそれほど奇抜なものはありませんが、例えばうちではフェンネル(ういきょう)、バターミルク、メキシカン・チリ、モラセスなんかはなかなか手に入らないし、bottled salsaってメキシコ食材売り場のトマト味のあれでいいのかな?とか、「ドライ・オニオン・スープ・ミックス」とか「チキン・スタッフィング・ミックス(Stove Topなど)」ってアメリカではメジャーなの?とか、2 cans Rotel (or similar brand) なんて見ると、ブランド名で材料表記しないでよ~、と突っ込みたくなったり、となかなか退屈しない内容です。

アメリカっぽいレシピにチャレンジしたい!とか、前にアメリカに住んでいてあの味が懐かしい、なんて人にはいいかもしれません。レシピ以外の内容だけでもかなり充実しているので買って後悔はしていませんが、圧力鍋料理はもう一冊の方から試していこうと思っています(笑)。

材料は大体4~6人分、写真はありません。レシピが見開きに収まるようにレイアウトされているので見やすく、調理中にページをめくる必要がないのは○。またメインと付け合わせが一度にできるレシピには最初に「ONE-POT MEAL」と表記があって便利です。

<目次>
The History of the Pressure Cooker
The Benefits of Modern Pressure Cookers
How does it do that thing it does?
Pressure-cooking techniques
A Buyer’s Guide to Modern Pressure Cookers
Step-by-Step Pressure-Cooker Instructions
Pressure-Cooker Safety
Pressure: Getting it, Keeping it, Releasing it
Basic Pressure-Cooking Techniques
Advanced Pressure-Cooking Techniques
Accesory Items
Pressure-Cooker Cleaning and Maintenance
Common Mistakes in Pressure Cookery
Adapting Recipes to the Pressure Cooker
Test Drive Youre Pressure Cooker
Water and Other Liquids
Troubleshooting
Tips and Tricks
The Best-Kept Cooking Secret
The Best Cuts of Meat for Pressure Cooking
Dried Beans, Peas, and Legumes
Pressure Cooking Pasta
Pressure-Cooking Time Charts
Manufacturers and Suppliers
Beef 87レシピ
Chicken 93レシピ
Pork and Ham 50レシピ
Lamb 20レシピ
Fish and Seafood 15レシピ
Beans and Legumes 12レシピ
Rice 29レシピ
Vegetables 36レシピ
Desserts and Sweet Endings 21レシピ
Fabulous Fruitcakes 5レシピ
Bountiful Breakfasts 15レシピ

もう一冊はこちら。

「The Pressure Cooker Cookbook Revised」
著者:Toula Patsalis 出版社:HP Trade; Rev Exp Edition 価格:USD17.95/1694円(税込)
掲載レシピ数:250

中はこんな感じです。

こちらは最初の数ページで圧力鍋の使い方が簡単に説明されていて、あとはレシピ。Vickie’s~の方は材料別に並んでいましたが、こちらは前菜、スープ、サラダ、肉・・・といった分類。この本の並びの方がレシピが探しやすいですね。
ざっと見た感じ「うわー、アメリカっぽーい」というコテコテ感もなく(笑)、うちでも作りやすそうなレシピがたくさん載っています。レシピの書き方がVickie's~よりもシンプルで読みやすいのも高ポイント。シンプルながらも「2分炒める」など細かい指定があるのも初心者には使いやすいと思います。

今日、早速この本のレシピでミートソースを作ってみました。挽き肉、ベーコン、ニンジン、玉ネギ、にんにく、トマト缶の他、ハーブ類はドライバジルとフェンネルが入るんですが、フェンネルを省いたのがいけなかったのかちょっと単調な味。(バジルだけじゃ寂しいので勝手にナツメグも入れました。)出来上がりはベーコンの脂がかなり浮いてカロリー高そう~。更にハーフアンドハーフ(クリームに同量のミルクを加えたもの)を加えて出来上がり。もちろんハーフアンドハーフでカロリーもアップ!あ、やっぱりアメリカっぽいかも(笑)?
いまいちかな~と思って出したら夫はそこそこ気に入った様子でした。次回は私が普段作っている材料を圧力鍋で時間短縮してみようと思っています。

巻末に容量、温度の換算表がついているのでいちいちネットで調べる必要がなくて便利です。

<目次>
Basics of Pressure Cooking
Appetizers
Soups
Salads
Meats (Beef/Veal/Lamb/Pork/Venison/Poultry)
Fish and Shellfish
Side Dishes and More (Vegetables/Potatoes and Sweet Potatos/Beans/Pasta/Rice)
Desserts
Chutneys and Jams
Metric Conversion Charts
Index

ケンタロウ式シンプルクッキング


「ケンタロウ式シンプルクッキング―フライパンだけ!/なべだけ!」
著者:ケンタロウ 出版社:角川書店 価格:752円(税別)
掲載レシピ数:77
フライパンレシピ 41
鍋レシピ 36

これが裏表紙。


中はこんな感じです。

味が濃い目でがっつり系、男性ウケのするレシピと評判のケンタロウさんの本です。
ケンタロウさんのレシピは美味しく簡単でとっつきやすいと評判なんですが、うちではほとんど活用せず。「ご飯が進む系」のしっかり味のおかずが多いので、ご飯が主食でないとメニューに取り入れにくいんですよね。それから何気にアジアの食材(ジャコ、桜えび、ニラ、青じそ、胡麻油、オイスターソース、豆板醤、味噌などなど)を多く取り入れているので材料が揃えにくいというのも理由です。でもこれらが好きな人ははまること間違いなし。

この本は左から開くとフライパンだけで作れるレシピ、右から開くとお鍋だけで作れるレシピが載っています。肉じゃがやブリの照り焼き、サバの味噌煮など定番料理もケンタロウさんの手にかかるとオイスターソースや胡麻油でガツンとパンチの効いた味付けに。純粋な和食を愛する人には邪道かもしれませんね(笑)。
高さのある盛り付け、ゴマやコショウ、万能ネギ、青じそなどのにぎやかなトッピングが参考になります。レシピがわかりやすく、切り方やだしのとり方も載っているので初心者でも安心な一冊です。

<目次>
フライパン編
これができればちょい自慢!定番中の定番おかず
肉じゃが/ハンバーグ(煮込みハンバーグ)/すき焼き/ブリ照り/豚肉のしょうが焼き/竜田揚げ/卵焼き(ツナの卵焼き/ノリとチーズの卵焼き/ジャコとおかかの卵焼き/ニラの卵焼き)/きんぴら(ゴボウのカレーきんぴら/セロリとゴボウのきんぴら)

シンプル手順でどーんと作るボリュームメニュー
トンテキ/クリームカレー/ハヤシライス/メキシカンドライカレー(トッピングカレー)/チキンと夏野菜のサッと煮/豚とキャベツのトマト蒸し/ゴーヤチャンプルー

サッと作ってちょこっとつまむお気楽小皿アラカルト
焼きナスのマリネ/焼きネギのマリネ/冷奴3種(ジャコネギ奴/カレー炒めのせ奴/砂肝とピーマンの炒め物)

和洋中 気分に合わせてご飯ものバリエ
オムライス/パエリヤ的/レタスとジャコの炒飯/豚挽きとキノコの混ぜご飯/焼きおにぎり(大根の漬け物/キャベツの浅漬け/ナスの塩もみ/みそ汁)

ケンタロウ式ラクラク調理テク
材料の切り方/盛り付け方/だしのとり方など

なべ編
アツアツをホクホク食べる 王道&大皿レシピ
角煮/サバの味噌煮/豚汁/里芋と豚肉のカレーバター煮/あさりの酒蒸し/簡単ビビンバ/ネギ盛りタラの煮付け/豚しゃぶからしマヨネーズ/大根とイカの煮物

元気が出るよ スープ!スープ!スープ!
チキンポトフ/カボチャの冷たいスープ/チキントマトスープ(スパイスチキン)/夏野菜のすっぱ辛スープ/肉だんどスープ

手軽!おいしい!ヘルシー!優秀麺類
冷やしきつねうどん/カレースープビーフン/ゴマ冷やし中華/たらこスパゲティ/坦坦麺

もう一品欲しいときのパパッとおかず
春のパスタサラダ/カボチャのヨーグルトサラダ/ポテトとコーンのサラダ/海老とピーマンのマヨサラダ/ブロッコリーのオイスターソース和え/豚しゃぶのなめこソース/小松菜と牛肉のサッと煮/白菜の卵とじ/大根と油揚げのサッと煮/ピーマンのくたくた煮/カボチャのさっぱり煮/サツマイモの甘煮/ジャガイモのめんたい和え/煮卵

ハッピー!ひんやりぷるるんデザート
いちごのミルクゼリー/ヨーグルトレアケーキ/黒ゴマのブラマンジェ

2009/11/17

圧力鍋の圧力について

圧力鍋に関するサイトを読み漁って(笑)「圧力鍋にもいろいろあるんだなぁ」と関心しているところです。購入予定の方のために圧力に関する情報をご提供。
高圧、低圧の違いは、高圧はスジ肉などを短時間で柔らかくするお料理に、低圧は野菜やデザートなどデリケートなお料理に、ということらしいですが、私のお鍋の取り扱い説明書を見ると40品目中33品目が高圧調理。低圧調理はにんにくスープ、パスタスープ、マス、ムール貝、デザート3種の7品目のみです。圧力鍋を徹底的に使い倒そうと考えている人以外は、あまり高圧、低圧の切り替えは重要視しなくて良いのかもしれませんね。

有名メーカーのお鍋の圧力を確認してみました。
イチバン最初にあるのがメーカーサイトにある表記、カッコ内が換算した数値です。

アサヒ軽金属 ゼロ活力鍋 2.44気圧(=2.44atm)(2.27bar/32.91psi/227kPa)
ティファール 高圧120度(0.83bar/12psi/82.75kPa)、
ティファール 低圧110度(0.41bar/6psi/41.38kPa)
ワンダーシェフ マクサス 高圧144kPa(1.44bar/20.88psi)
ワンダーシェフ マクサス 低圧78kPa(0.78bar/11.31psi)
ワンダーシェフ レギュラー 80kPa(0.8bar/11.6psi)
フィスラー 高圧116度(0.69bar/10psi/68.97kPa)
フィスラー 低圧109度(0.34bar/5psi/34.48kPa)

ファゴール 高圧1.05bar(15.22psi/105kPa)
ファゴール 低圧0.55bar(7.97psi/55kPa)

ちなみにアメリカでは15psiがスタンダードらしくレシピなどは15psi用に書かれているので、それより圧力が高い場合は加圧時間を短く、圧力が低い場合は加圧時間を長くする必要があるそうです。日本の圧力鍋レシピも想定しているメーカーと違うメーカーの圧力鍋を使う場合は時間調整をすれば問題なく使えるということですね~。

具体的な時間調整に関して詳しく知りたい方はこちらのページでどうぞ。
Miss Vickie’s Pressure Cooker – Meet the standard

私の買ったファゴールには高圧、低圧、減圧の切り替えバルブがついていて、減圧にするとプシューッと蒸気が抜けてすぐにフタが開けられるようになります。減圧のオプションがない場合はお鍋ごとシンクに持っていきゆっくり流し水をかけて冷やして減圧するそうですが、減圧バルブ付きは便利ですよ。重い鍋を移動させる必要がないし、水をかけて減圧すると、また火にかけるときにお鍋を拭かないといけないと思うんですがその手間もありません。今の圧力鍋に減圧バルブが標準装備なのかはわかりませんが、確認する価値はあると思います。

2009/11/16

豚足


一度食べてみたいと思っていた豚足。圧力鍋を買ったのでスーパーで買ってきました♪ 片手1本で1ユーロです。(本日のレートで134円。)

前述のえいと@さんはピリ辛味噌味で作っていたんですが、うちにはあいにく味噌がないのでネットでレシピを検索。醤油系の味付けにしたかったんですが、うちにはみりんもない・・・・。結局、適当に作ることにしました。
材料は水カップ3、醤油大さじ2、酒大さじ2、にんにく1片(スライス)、XO醤小さじ1、コチュジャン小さじ1/2です。煮立てて味見をしたら何か物足りなかったので昆布だし代わりに使っている昆布茶を一匙。加圧時間は20分で。

加圧前の豚足。


加圧後の豚足。ちっちゃくなりました~。


お味の方は・・・豚足からだしがでてるんでしょうねぇ。スープがピリ辛でコクがあって美味しかったです!醤油ラーメンが作れそう~。肝心の豚足は肉がほとんどないので骨と軟骨とプヨプヨのかたまり(笑)。お肌のためになんとか食べましたが・・・・結構、重い。飽きるかも・・・。次は豚足をさっぱり食べられるレシピでも検索してみようと思います。

なぜそうまでして豚足を食べたいのかというと、ですね。友達の上司(男性)が椎間板ヘルニアで苦しんでいた時に「ヘルニアの痛み軽減にはコラーゲンだ!」とせっせと豚足を食べていたら、目に見えて肌がつやつやになっていったという話を聞いたからなんです。コラーゲンでお肌がぷるぷるに、ってよく聞きますけど、実際に友達が目にしたとなると言葉の重みが違うんですよね(笑)。


ところでうちにはコチュジャンが3種類あるんですが、今回使ったのは激辛コチュジャン。豆板醤代わりに使っているコチュジャンです。ピリ辛が好きな方は豆板醤小さじ1/2に変えた方がお口に合うかもしれません。

うちのコチュジャン、その1。

YOUKI(ユウキ食品)のコチュジャンで130g、336円です。甘辛くて美味しい。「おいしいピリッ辛レシピ」のビビン麺をこのコチュジャンで作って以来あまりの美味しさにはまって、日本に帰省するたびに何本か買ってきます。

うちのコチュジャン、その2。

YOUKIのコチュジャンを使い切ってしまい、マドリードの中華食材店や日本食材店でコチュジャンを探したんですが見つからず。グアテマラに出張に行ったときに買いました。グアテマラは韓国人移民が多く、韓国人向けの食堂や食材店が結構あるんですよ。家庭用の小さいサイズがなかったので業務用の3kg(!)を購入しましたがスーツケースに入らず、友達にジャムの空き瓶に移してもらいました。(シールは友達が元の容器から張り替えてくれました。)大喜びで帰ってこのコチュジャンでビビン麺を作ったらあまりの辛さに食べてる途中から頭痛が・・・・。恐るべし本場のコチュジャン。以来、レシピで豆板醤指定のときにこのコチュジャンを使っています。

うちのコチュジャン、その3。

韓国人の友達に、スペインにはコチュジャンが売っていない、グアテマラで買ったコチュジャンは辛すぎて頭痛がした、という話をしたら「このコチュジャンは辛くないし、牛肉の旨味があって美味しいから食べてみて!」と頂きました。確かにあんまり辛くなくてお肉を焼くのにぴったり(笑)。韓国人って優しいなぁ。

私は圧力鍋を買う前、加圧が始まるまでの時間と減圧に掛かる時間がどれぐらいなのか疑問だったので、同じ疑問を持っている方のために書いておきますね。
今回の豚足は予めスープを煮立ててあったので加圧まではフタをしてすぐ、1分掛からないぐらいでしょうか。要は入れた水が沸騰するまでの時間だと思います。減圧は、水3カップ、加圧時間20分のお鍋(4L)で11分弱掛かりました。思ったより気軽に使える感じです。

2009/11/14

豚肉のオージュ谷風


圧力鍋料理第一弾は「フランス料理の教科書」から豚肉のオージュ谷風。

豚バラ肉の塊とリンゴをシードル酒、フォン・ド・ヴォで2時間煮込み、小玉ネギとリンゴを足して更に30分煮込むのですが、圧力鍋では豚肉の煮込み時間が20分、玉ネギとリンゴを足して更に5分。調理時間大幅短縮、圧力鍋の本領発揮です!

お肉にあまり焼き色がつかないまま煮込み始めてしまったためか、本の写真よりも薄い仕上がりですが、ソースがほんのり甘くて美味しかったです。特にシードル酒の香りがふわーっと広がっていい感じ。材料のリンゴ2個のうち1個は煮溶かしてソースに、もう1個は形を残してお肉と一緒にサーブするのですが、おばあちゃんも夫も果物を肉類と一緒に食べることになれていないらしく、煮込みリンゴは大不評(笑)。でもお肉はホロホロで好評でした。2個目のリンゴも圧力鍋で煮崩れる寸前まで火を入れてしまったのですが、私はもう少し固めに仕上がっていた方が好みです。

参考 イチバン親切なフランス料理の教科書
p.121 豚肉のオージュ谷風

2009/11/13

Fabada(白いんげん豆の煮込み)


煮込み料理の季節ですね!今日のお昼はFabada(ファバーダ)でした。ファバーダというのは白いんげん豆、チョリソ(豚肉のソーセージ)、モルシージャ(豚の血のソーセージ)、ラコン(豚の肩肉)をコトコト煮込んだアストゥリアス地方のお料理です。
(写真の黒いソーセージがモルシージャ、ラコンは別皿に切り分けられていたので写真にはのっていません。)

美味しかったけど・・・夜になった今でも胃がもたれる感じ(汗)。もともと北部の煮込み料理は胃に重いと言われているんですが、おばあちゃんは調理中に油分を一切取り除かないので更にヘビーな一品に仕上がってました。92才という高齢にしてこんな料理をさらっと食べてしまうおばあちゃんを見ていると軽く100才ぐらいまではいけそうだなぁ、と思います。

2009/11/12

番外編 圧力鍋


夫の勧めで圧力鍋を買いました。
私は圧力鍋というと煮込み(カレー、角煮、牛スネ肉の赤ワイン煮)ぐらいしか思いつかず、夫は煮込みがそれほど好きではないのでうちでは必要ないかなー、と思っていたんですが、ネットで調べてみたら。。。。すごい!!圧力鍋っていろんな料理に使えるんですねー。驚きました。お米も炊けるし、パスタ料理もできるし、デザートまで。最近の(昔から?)圧力鍋にはカゴがついていて同時調理で蒸し物もできるんだそうですよ。(え?常識ですか?)

圧力鍋購入にあたり最後に背中を押してくれたのはこのサイト。アメリカ在住のえいと@さんのブログです。なんとゆで卵まで圧力鍋でできるんですよ!大掛かりな料理しかできないと思っていた圧力鍋の敷居が一気に低くなりました。(私は圧力で卵が爆発しないんだろうか。。。と思いましたが、大丈夫なんですねー。)ゆで卵の他にも圧力鍋初心者にありがたい情報がたくさん載ってます。圧力鍋に興味のある方は是非覗いてみてください。圧力鍋がほしくなること請け合いです(笑)。
(※リンクはブログのトップに飛びますので右側のカテゴリ欄「お気楽クッキング(圧力鍋編)」をクリックしてくださいね。)

圧力鍋といえばティファールかな~、と思って、温度感知タイマー付きという「クリプソ」をなんとなく候補に挙げていたんですが、スペインではFagor(ファゴール)というメーカーも有名らしく。店頭でティファール、ファゴール、フィスラーを比べて結局ファゴールのFuture INというタイプにしました。

決め手は4Lと6Lのお鍋を重ねてコンパクトに収納できること、フタが閉めやすく、カチャッという音でロックが確認できることです。レシピ集が付いているのも結構ポイント高かったんですが、こちらは期待外れ。ついでにカゴの底がスライサーになっているんですが。。。ははは。使う人いるのかなー。


ティファールの「クリプソ」もフタがしやすくて特にタイマーが魅力だったんですが、タイマーが防水ではないことと見た目がいまいち。ワンタッチ開閉って便利なんですが、ちょっと壊れやすそうで掃除もしにくそうな気がして却下。
T-fal クリプソ グランド 【温度感知タイマー付き】


フィスラーは価格が高めだったのとフタが閉めにくかったので却下しました。でも一度フタをするとがっちり閉まって安心感はありましたよ。圧力鍋ってどれも見た目が垢抜けない中、割りとスマートな外観。
Fissler ブルーポイント圧力鍋


ちなみにファゴールに付属のレシピ集はこんな感じです。「80種以上のレシピが載ってます!」と言われても、これじゃねー。


というわけでアマゾンUSAで早速圧力鍋のレシピ本を購入しました。到着予定は12月16日。ちょっと早い自分用のクリスマスプレゼントになる予定です(笑)。日本のアマゾンでも購入できるので届いたらご紹介しますね。

2009/11/08

素材で引ける今夜のおかず大事典


「素材で引ける今夜のおかず大事典―今ある材料でササッと作れる1300レシピ」
監修:新原恵子(にいはらけいこ) 出版社:成美堂出版 価格:1,300円(税別)
掲載レシピ数:1300

中はこんな感じです。

料理本大好きな私が一冊だけ残して全部処分しなくてはいけない、なんて状況になったら選ぶのはたぶんこの本です。

この本の何が素晴らしいって、1,300円で1300レシピというコストパフォーマンスもさることながら、素材別にレシピが分類されているので手元にある材料でできるレシピが探しやすく、奇をてらった調味料もなく、その上できあがった料理が美味しい。おもてなしや特別な日のお料理ではないかもしれませんが、シンプルな材料で普段使いにはぴったりです。

構成は見開き8レシピが基本で、各レシピには所要時間、カロリー、4人分の材料と作り方、主菜、副菜、ワンプレート、小鉢料理・スープの分類マーク、調理法マーク、レシピの特徴マークがついています。
ちなみに調理法マーク、レシピの特徴マークは以下の通り。
[調理法マーク]
揚げる/炒める/煮る/フライパンで焼く/魚焼きグリルか焼き網で焼く/オーブンまたはオーブントースターで焼く/炊く/電子レンジで加熱する/蒸す/茹でる
[レシピの特徴マーク]
低カロリーで栄養的にも抜群/煮込むだけ、炒めるだけなど簡単/5~15分でできてスピーディ/アイデアたっぷりで試してみたい/お弁当のおかずにもぴったり/材料費が安く節約できる/子供も大好き/辛いのが好きな人に/お酒のつまみにもぴったり/おもてなしやパーティにも/冷蔵保存や冷凍保存OK

索引は、メインにしたい材料から探せる「主材料から引く料理索引」、使っている材料を網羅した「全素材から引く料理索引」、調理法で探せる「調理法から引く料理索引」、料理の名前で探せる「おかず総索引」の四種類プラス「お役立ち情報索引」があります。これがすごーく便利なんですよ。
例えば煮物が食べたいとき、「調理法から引く料理索引」を見ると和風、洋風、中華風、韓国風、トマト煮、カレー煮、卵とじ、シチュー、鍋物とあり、他の料理とのバランスや味の好みで探せます。

写真のように、魚の三枚おろしやイカのおろし方、イワシの手開き、ゴボウのアク抜き、アサリの砂出し、タケノコの茹で方、レバーの血抜きなど、簡単な下処理の仕方も載っている上、巻末にはだしの取り方、手ばかり、グラム換算表、食材の下ごしらえ、電子レンジ活用法、食材の切り方、料理用語解説、合わせ調味料早見表もあって、至れり尽くせり。

まぁ、もちろん残念な点もないことはないんですが。
具体的にいうとスパイス。洋風の料理でもほとんど使いません。せいぜいローリエぐらい。まぁ、個人的に足してしまえばいいんですけど、ハーブ好きにはちょっぴり物足りない感じがします。

写真はなし、二色刷りでイラスト入りなので、料理本は出来上がりのカラー写真がないと作る気にならない、という方には向きませんが個人的には地味ながら活用度大の一押しの料理本です。

2009/11/03

食材の下ごしらえと保存


「食材の下ごしらえと保存-キッチンの必需品!」
著者:- 出版社:世界文化社 価格:1,400円(税別)
掲載レシピ数:142

中はこんな感じです。

これもこの前の帰省の時に購入した本です。
中身を確認してから買いたかったんですが、本屋さんを何件廻っても見つからず・・・。世界文化社の本は「おうちでシェフ味シリーズ」で印象が良かったのと、下ごしらえと保存のどちらも載っているということでアマゾンで購入しました。

野菜、肉、魚、卵・牛乳・乳製品・大豆製品、米・雑穀・乾物・海藻の5章に分かれていて、一つの食材につき、写真と旬の時期、栄養、冷蔵保存・冷凍保存の仕方、下ごしらえの仕方、レシピが載っています。第6章には冷蔵保存、冷凍保存、調理の基本がまとまっています。
私が惹かれたのは下ごしらえと保存について一冊にまとまっているということの他に、レシピも載っているということでしたが、実物を見るとレシピは和食が多くてうちでは材料が揃わないものが多いように感じました。
下ごしらえに関しては思ったより丁寧に出ていて満足、保存の仕方は必要最小限。これだけ載っていれば困らないとは思いますが解凍後の展開メニューが載っていないので、主婦雑誌などで冷凍保存のテクを見慣れている人や別に本を持っている人には物足りない内容だと思います。

全体に広く浅く扱っている感じで、軽い読み物として面白いです。
例えば「合鴨」。
「合鴨は鴨とあひるの交配種。ロースといわれているのは胸肉で、だき身とも呼ばれる。もも肉はやや堅く、焼き物向き。皮がみずみずしく、脂肪が白く、肉の色が鮮やかな赤みをおびたものを選ぶ。」
栄養
「脂肪が多いが、生活習慣病の予防に効果的に働くといわれる不飽和脂肪酸の割合が多め。またビタミンAの含有量も豊富。エネルギーは高めで、鶏もも肉(皮つき)の約1.3倍ある。」
下ごしらえ
「合鴨は脂の層が厚く、ソテーをするとこの脂が飛散する。皮に水気があると脂の飛散が激しくなるので、ペーパータオルで全体の水気をふき取る。」
Memo
「香りのよい食材と合わせて、においを抑える 合鴨にはいろいろな種類があり、野生の鴨に近いほどにおいが強いといわれる。「鴨がねぎをしょってやってくる」のことわざは、ねぎのにおい成分が鴨の臭みを消してくれ、肉の味わいを引き立てることから。ねぎに限らず、香りのよい食材と合わせることが鴨料理のポイント。スープや煮物はふたをずらしてにおいを逃がす工夫を。」
といった感じ。へー、と思うことがたくさんあります。

レシピにはできあがりの写真しかありませんが、食材の下ごしらえの欄は写真が豊富で分かりやすくなっています。

<目次>
本書のきまり
食材総索引
調理別料理索引
奥付

1章 野菜・いも・きのこ・種実
キャベツ(ロールキャベツ/ポトフ)/白菜(白菜のクリーム煮/白菜の切り漬け)/菜の花・なばな(菜の花のからし和え)/ほうれん草・小松菜(ほうれん草のお浸し)/青梗菜・ターツァイ・空心菜(青梗菜と干し貝柱の煮込み/ターツァイと干しえびの炒め物)/レタス・クレソン(グリーンサラダ/レタスとグリーンピースのスープ)/モロヘイヤ・おかひじき(モロヘイヤスープ)/ルーコラ・チコリ(ルーコラと生ハムのサラダ)/にら・にんにくの茎(にらレバ炒め/にんにくの茎とソーセージの炒め物)/あしたば・せり(せりの混ぜご飯)/春菊・水菜(春菊と桜えびのチヂミ)

葉菜の洗う~ゆでる~冷ます

なす(なすの揚げ煮/焼きナス)/トマト(トマトと卵のスープ/トマトカッペリーニ)/ピーマン・オランダパプリカ・青唐辛子(青椒肉絲/オランダパプリカのカプレーゼ)/かぼちゃ(かぼちゃの含め煮/かぼちゃのサラダ)/とうもろこし(焼きとうもろこし)/アボカド(アボカドディップ)/ズッキーニ(ズッキーニのジョン)/きゅうり(きゅうりとタコの酢の物)/冬瓜(冬瓜と干しえびの煮物)/苦瓜(ゴーヤチャンプルー)/そら豆・枝豆・グリーンピース(枝豆を美味しくゆでるには/グリーンピースのひすい煮)/きぬさや・スナックえんどう・さやいんげん(きぬさやと油揚げの卵とじ/さやいんげんのごま和え)/ブロッコリー・カリフラワー(ブロッコリーのかにあんかけ/カリフラワーとハムのソテー)/オクラ(オクラ納豆)

果菜・花菜の洗う~ゆでる~冷ます

アスパラガス(グリーンアスパラガスのサラダ/ホワイトアスパラガスのレモンバター)/玉ネギ(オニオングラタンスープ/玉ネギと帆立貝柱のかき揚げ)/ねぎ(長ネギ・葉ネギ・わけぎ・ポワロー)(長ネギと帆立貝柱の焼きびたし/ポワローのポタージュ)/ふき・うど(ふきとがんもどきの煮物/うどとあおやぎの酢の物)/セロリ(セロリのきんぴら)/もやし・スプラウト・貝割れ菜(もやしのナムル)/たけのこ(たけのこご飯/若竹煮)/にんじん・ごぼう(にんじんとオレンジのサラダ/にんじんとごぼうのきんぴら)/大根・ラディッシュ(ぶり大根/大根とラディッシュ、水菜のサラダ)/かぶ(かぶら蒸し)/れんこん(酢ばす)/じゃがいも(ポテトサラダ/肉じゃが)/さつまいも(さつまいもの甘煮)/里芋/山芋(とろろご飯)/こんにゃく・しらたき/きのこ(しいたけ・しめじ・まいたけ・えのきたけ・マッシュルーム・なめこ・エリンギ・まつたけ)(いろいろきのこソテー)/香味野菜(しょうが・にんにく・わさび・青じそ・みょうが・三つ葉・あさつき・木の芽・赤唐辛子)/種実(ごま・ぎんなん・栗・くるみ・オリーブの塩漬け・アーモンド・ココナッツ)/ハーブ

2章 肉・肉の加工品
牛肉・豚肉・鶏肉の部位と特徴を知る
牛肉(もも肉・ヒレ肉・サーロイン・リブロース・すね肉)(ハッシュドビーフ/ビーフステーキ)/豚肉(ロース肉・バラ肉・ヒレ肉・もも肉)(豚肉のしょうが焼き/豚カツ)/鶏肉(もも肉・もも骨付き肉・骨付きぶつ切り肉)(鶏の唐揚げ/チキンカレー)/鶏肉(胸肉・ささ身)(ささ身のくず煮/ゆで鶏のバンバンヂィ風)/鶏肉(手羽元・手羽中・手羽先)(手羽先のハーブ塩焼き/手羽元と干ししいたけの煮物)/ひき肉(牛ひき肉・豚ひき肉・豚赤身ひき肉・合挽き肉・鶏ひき肉)(ハンバーグ/牛そぼろ丼/焼き餃子/鶏ひき肉鍋)/合鴨(合鴨のロースト、オレンジソース)/豚スペアリブ(スペアリブのオーブン焼き)/ラム肉(ラムチョップのローズマリー焼き)/レバー・砂肝・牛タン(砂肝の南蛮漬け/牛タンのしょうゆ漬け)/ハム・ベーコン・ソーセージ

3章 魚介
一尾魚の下ごしらえ&おろし方(一尾魚の下ごしらえ/二枚おろしと三枚おろし)
あじ(あじの塩焼き/あじのたたき)/さば(さばの味噌煮/しめさばを作ってみましょう)/いわし(いわしのつみれ汁/いわしの蒲焼き)/さんま(さんまの辛煮)/いさき(いさきの煮付け)/かれい(かれいの煮付け)/きす・わかさぎ(きすの吸い物・わかさぎの唐揚げ)/鮭(鮭のムニエル/鮭そぼろ)/たちうお・さわら(たちうおのムニエル/さわらの青じそ包み天ぷら)/鯛・たら(鯛の昆布締め/たらちり鍋)/ぶり・かつお(ぶりの鍋照り焼き・かつおのたたき)/まぐろ・めかじき(まぐろのづけ丼/めかじきのマヨネーズ焼き)/いか(いかと里芋の煮物/いかとわけぎの酢味噌和え)/えび(えびフライ/えびのチリソース)/かに(かにのちり鍋)/たこ(たこのサラダ/シーフードのトマト煮)/あさり・しじみ(あさりの酒蒸し/しじみの赤出汁)/はまぐいr・ムール貝(はまぐりの潮汁/ムール貝のワイン蒸し)/かき・帆立貝(かきフライ)/魚卵(たらこ・かずのこ・すじこ・イクラ・からすみ)(たらこの煮付け/からすみ大根)
お刺身レッスン 盛り付けとあしらい

4章 卵・牛乳・乳製品・大豆製品
卵(鶏卵・うずら卵・ピータン)(ゆで卵3種/目玉焼き/ポーチドエッグ/温泉卵/茶碗蒸し/厚焼き卵/オムレツ)/牛乳・乳製品(ホワイトソースの作り方/ホイップクリームの作り方)/チーズ・ヨーグルト/豆腐(麻婆豆腐/揚げ出し豆腐)/油揚げ・厚揚げ・がんもどき(いなりずし/厚揚げのフライパン焼き)/おから・湯葉・豆乳(おからのいり煮/生湯葉のあんかけ/豆乳の鉢蒸し)/納豆(納豆としめじの炒め物)

5章 米・雑穀・乾物・海藻
米・雑穀(鍋でご飯を炊いてみましょう/牛肉とごぼうの混ぜご飯/まつたけご飯)/麩(焼き麩・生麩)(車麩の卵とじ)/乾燥豆(大豆・小豆・黒豆・ひよこ豆・うずら豆・ささげ・金時豆・レンズ豆)(五目大豆/金時豆のサラダ)/春雨(麻婆春雨)/高野豆腐(高野豆腐とにんじんの含め煮)/切り干し大根(切り干し大根と豚肉の煮物)/かんぴょう(かんぴょう巻き/かっぱ巻き)/干ししいたけ・きくらげ(干ししいたけの含め煮)/昆布(昆布と豚肉の煮物)/わかめ・のり/ひじき(ひじきのいり煮)
基本のだしのとり方
知りたいことがひと目でわかる食材便利データ

6章 食材の保存集 決定版!
野菜の保存の基本
野菜の冷凍保存集
肉の保存の基本
肉の冷凍保存集
魚の保存の基本
魚の冷凍保存集
卵・牛乳・乳製品・大豆製品の保存
米・雑穀・乾物・海藻の保存
あれこれ冷凍保存集

付録:調理の基本
切る・ゆでる・焼く・煮る・炒める・揚げる・蒸す・和える

2009/11/01

チキンココナッツカレー


「喝采!家カレー」のインド料理屋さんの骨つきチキンカレーを参考にしつつ、頭の中で服部真湖さんの「白身魚のココナッツカレーソース」を思い浮かべながら作りました。(で、できあがりはどちらにも似ていない料理が完成・・・・。)

私はカレーソースにちょっとだけ不満が残る仕上がり。美味しいんだけど、何かが足りないっていうか。。。 微妙な酸味があるような。トマトのせい?よくわかりません。夫は意外にも大絶賛。黙々と食べていたので「やっぱりカレーはいまいちウケないか。。。」と思っていた矢先に褒めてくれて嬉しかったです。おばあちゃんにはちょっと辛かったようですが完食。

とっても勝手なアレンジレシピはこちら(笑)。
にんにくとしょうが(大さじ1弱)をお鍋で炒め、フードプロセッサーにかけた玉ネギと一緒に炒め合わせ、トマト缶半分とチキンブイヨン(適当)を加えて煮込み、別途フライパンで表面を焼き付けた鶏肉を加えます。ココナッツミルク(カップ1/2)を加えて、付け合せのスパイスライスができるまで煮込んでいたので・・・・煮込み時間は30分ぐらいでしょうか。途中でガラムマサラ、チリを少量加えました。

付け合せのスパイスライスは服部真湖さんの「アロマティックライス」をイメージしていますが、オリジナルにはピーナッツオイル、長ネギ、ターメリック、コリアンダーパウダー、シナモンスティック、クミンパウダー、キーファーライムなどが使われていて、うちにはないものばっかり。なのでこちらも勝手にアレンジ。
長ネギ(1本)のみじん切りを炒めたところにお米1カップとクミンパウダー(小さじ1/4)を加えて強火で炒め、チキンブイヨンとローリエを入れて炊飯器で炊き上げています。簡単なのに香りのいいご飯に炊き上がってオススメですよ。

オリジナルはこちらです。
「喝采!家カレー」
p.26 インド料理屋さんの骨付きチキンカレー

「みんなうきうき!テーブルいっぱいのレシピ」
p.45 アロマティックライス

パスタサラダ


どこかで書いたかもしれませんが、うちの夫は基本的に冷たい麺類を食べません。
それを発見したのはある夏の暑い夜。夕飯は日本から持ち帰ってきた冷やし中華にしようと思っていたら夫に「冷たい麺???」ととても怪訝な顔をされました。そうか、冷製パスタを食べないのはイタリア人だけではなかったのね。。。と思っていたら、パスタサラダはOKらしいです。でもスパゲティを使ったパスタサラダは「冷たい麺」に分類されてしまうらしくダメ。(←実証済み。)似たようなもんだと思うんですけどねぇ・・・。

というわけで外出していた土曜日のお昼はパスタサラダ。パスタだけ茹でて冷蔵庫に入れておいて、帰ってから超特急で仕上げました。

えー、パスタサラダだけ?って思いました? ええ、これにパンを付けておしまいです。
でもいろいろ入ってるんですよ。ツナ、海老、ハム、カニカマ、ゆで卵、オリーブ。ささやかながら健康に気を遣って茹でたニンジンもフードプロセッサーにかけて加えておきました。(セロリも入れようかと思ったんですがこの間「なんにでもセロリ入れるよねー」と言われたので自粛。だって玉ネギの代わり(夫は玉ネギが苦手)って食感が似ていてあんまり味を邪魔しないセロリ以外に思いつかなくて・・・。私がセロリ大好きってのもありますけど(笑)。)